深山飛水の思いつくまま日記

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zoom RSS どうなるか安倍談話と歴史問題?

<<   作成日時 : 2015/03/05 13:02   >>

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戦後70年の節目に当たり、日本政府が世界に向けて発表しようとしている(安部)談話にたいして、内外から多くの関心が寄せられている。中国外務省は、「歴史への態度に重大な注意」と述べて、暗に村山談話の継承を求めている〔(参考1)参照〕。これにたいし、安倍首相は、過去に対する反省も然ることながら、過去に拘泥するよりも、むしろ前向きに、今後、日本が世界に対し、「どのような貢献を果たしていくかについて、世界に発信したい」意向のようである〔(参考2)参照〕。確かに、日本が過去に犯したと言われている過ちに拘泥するよりも、それらへの反省の上に立って、世界の発展に貢献する姿を描いて発表した方が前向きであり、希望が持てる。しかし、どうやら中国や韓国は、日本にたいし、「過去に犯したと、彼等が誇張する大罪に、日本が拘泥して、のめりこんでいて欲しい。そこから飛び出そうとする前向き思考を嫌っている」ように思える。そして歴史認識との名台詞(せりふ)の下で、相変わらず日本いびりを続け、日本をしゃぶり続けようとしている。それが出来なくなることは、中国、特に韓国にとっては大きな痛手なのである。中韓は、日本にたいし、彼等に好都合な歴史認識の根拠となる村山談話や河野談話の踏襲を強く望んでいる。

これを察してか、米国政府は、戦後70年首相談話に対し、「村山談話と河野談話の維持」を求めて来た((参考3)参照)。米国は、中韓との間で、歴史認識を共有するようにとの立場を伝えて来たのである。米国は、歴史認識の問題で日本が中韓との間で衝突して、東アジア地域で不安定な外交空白が起きることを恐れていることを仄めかしている。しかし果たしてそれだけであろうか。実は、米国自身が日本との間で異なる歴史認識を持とうとしていることが、その根底にある。もっとはっきり言えば、米国は、「第二次世界大戦での米国の立場は”正義”であり、それに反し、日本の立場は”邪悪”である」ことを押し付けたいのである。米国政府が強制性の無かった根拠薄弱な慰安婦問題で韓国に加担し、嘘偽りの南京事件で中国に加担するのは、その現れである。朴クネのチクリ外交が成功しているかに見えるのは、本来、米国が朴に同調したい何かを持っているからであろう。

米国は、広島・長崎への原爆攻撃や、東京下町への焼夷弾攻撃で、それぞれ30万と10万の無防備の日本国民を一挙に殺戮すると言う、世界史上、稀に見る残虐行為を行った。そして全く根拠の無い南京事件と云う「無辜の中国国民20万殺戮」の虚構を、極東裁判で作り上げた。これらこそ、ありもしなかった慰安婦問題に較べれば、比較にならない罪業である。極東裁判は勝者が敗者を裁く一方的裁判であった。米国は、これらの事実を肯定したい。そのためには過去の日本を悪者扱いにせねばならない。それには「歴史認識」なる名(迷)テーマは捨て難い外交手段である。

ところでこの「歴史認識」とは何か。それは戦勝国を正義とし、戦敗国を邪悪とする原則の認識に過ぎない。戦勝国が戦敗国に無理難題を押し付け、それに従わせようと云う認識に他ならない。ところが日本は、中国共産党とは戦争していない。日本は、中国の国民党政権とは戦争したが、中国共産党軍とは戦っていない。そして韓国は、当時、日本側として米国や中国に敵対した。もっとはっきり言うと、日本は、現実には、中国共産軍や韓国と戦って敗れたのではないのである。したがって中韓が主張する歴史認識の根拠が極めて薄い。中国や韓国が戦勝国のような顔をして歴史認識を日本に強要するのは筋違いである。

筆者はこのように思うのであるが、彼らは、本来、正常な論理が通じる相手では無い。歴史認識と云う名台詞は、当面、先方の捨て難い日本”いびり”の外交手段である。彼等は、そのいびりを今後もずっと続けたい。この”いびり”を如何にして避けるべく、安倍首相の外交姿勢は、極めて慎重である。安倍首相は、米国の主張に答えて、『全体として、村山談話や河野談話に基づいた歴史認識を踏襲する』ことを肯定した。そして『安倍談話では、未来志向を強調し、アジア地区や世界にたいし、今後、どのように貢献して行くかを強調しようとしている』ことを述べた。さらにそのための具体策を発表しようとしている。 詳しくは、(参考4)や(参考5)を参照されたい。 これにたいし、産経新聞は、(参考6)が示すように次のような疑問を呈している。
中国、ロシアなどは今年を「戦勝70年記念」と位置付けており、特に中国は韓国を巻き込んで、日本の戦争責任を改めて批判する姿勢を強めており、歴史戦はすでに始まっている。このような状況下で安倍首相が従来の歴史認識などを基本的に継承する姿勢をとっていることは問題である。しかも中国は、安倍政権が一連の安全保障改革を進めていることについて、「日本は戦後の国際秩序を破壊しようとしている」と非難している
と云うのである。確かに中国の発言は日本を完全に侮辱した発言である。安全保障を考えない国家などありえない。そもそも戦後の憲法は米国が日本に押し付けたものであり、その憲法の理念は一国平和主義を標榜し、敢えて戦争放棄を規定させた極めて危険なものである。この憲法は日本と云う国家が独自で作った憲法ではない。戦争放棄を堂々と謳った憲法など世界中何処にも無い。憲法9条なるものは米国が日本に押し付けた最大の刑罰のように思える。この条項は、他の国家が日本と同様に平和を愛好し、日本を攻撃侵略することが絶対に無いことを前提とする一国平和主義の極めて非常識憲法である。それを改定するのは日本人の悲願である。それを批判する中国は、明らかに日本への内政干渉を行っていることになる。この発言は、日本を属国と見なした侮辱的発言である。

いずれにしても、現在、安倍内閣が進めようとしてい安倍談話は、過去の歴史認識は踏襲するものの、現実には、過去の過大な自虐的歴史認識は、徐々に捨て、同時に世界に向けて、日本としての新たな歴史認識なるものを辛抱強く発信して行くしかあるまい。そして日本が侵略国家ではなく、平和を愛好し、他国の平和と繁栄を守り、祈念する国家であるが、日本を侵略し、日本国民に危害を加える敵性国家とは断固として戦う姿勢を強く示さねばならないことは確かである。

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(参考1)戦後70年首相談話に中国外務省「歴史への態度に重大な注意」 村山談話継承暗に求めるhttp://www.sankei.com/world/news/150106/wor1501060064-n1.html
(参考2)「どのような貢献を果たしていくか、世界に発信」戦後70年談話で首相http://www.sankei.com/politics/news/150106/plt1501060020-n1.html)
(参考3)戦後70年首相談話「村山、河野談話の維持を」 米国務省、中韓との懸案解決を促すhttp://www.sankei.com/world/news/150106/wor1501060017-n1.html
(参考4)【安倍首相の年頭記者会見全文】(3)「英知を結集し戦後70年首相談話」http://www.sankei.com/politics/news/150105/plt1501050022-n1.html
(参考5)戦後70年首相談話「歴史認識は歴代内閣の立場を引き継ぐ」安倍首相http://www.sankei.com/politics/news/150105/plt1501050016-n1.html
(参考6) 【主張】戦後70年談話 積極的に未来と歴史語れ 不当な非難に繰り返し反論をhttp://www.sankei.com/column/news/150106/clm1501060002-n1.html

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