中国漁船による日本の排他的経済水域でのサンゴ漁は違法!!!

今朝の読売新聞の記事『サンゴ密漁、中国漁船?増加し145隻に (2014年11月14日 10時55分) 読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/national/20141114-OYT1T50090.html)』によれば、
  希少な「宝石サンゴ」の密漁問題で、海上保安庁は14日、中国漁船とみられる145隻が小笠原諸島周辺と伊豆諸島南部の海域にいるのを13日のパトロールで確認したと発表した。
 前日の117隻より増加した。
 小笠原諸島周辺で134隻、伊豆諸島南部で11隻確認された。いずれも排他的経済水域(EEZ)におり、領海内に侵入していた船はなかった。
 一部の漁船は周辺海域を離れる動きも見せていたが、前日よりも増加したことについて、海保は「新たな漁船が来たかどうかは確認できていない」としている。
この記事は、アンダーライン部に示されるように、『合計154隻のサンゴ密漁船が日本の排他的経済水域内におり、領海内ではない』ことを強調している。この文章は、中国のサンゴ密漁船は、日本の領海内で行動しては居らず、日本の排他的経済水域で行動しているだけであるから、問題はないとしているかのように読める。そしてこの記事を書いた記者までが、実際にそう思っているのではないかと疑いたくなる。
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密漁中の中国漁船


筆者がそのように言うのは、意外と、新聞記事は、領海と排他的経済水域を曖昧に考えているように思えるからである。以前にも、我が国の排他的経済水域を、公海として報道して恥じない新聞があった。当時、この記事を読んで、この新聞の記事の出鱈目さを実感した。公海と排他的経済水域では、まるで当事国の権益が違うからである。公海については国の権益は及ばないが、排他的経済水域については、経済的に国の権益が及ぶのである。

中国のサンゴ密漁船が、我が国の排他的経済水域の中でサンゴを捕獲することは、日本の権益に挑戦する盗賊行為であり、日本に対する敵対行為である。中国政府がこれを取り締まらないのは、国ごと日本を侮辱し、実質的な損害を与えていることになる。見逃すことは出来ない。

なお、念のため、排他的経済水域については、
沿岸国は国連海洋法条約に基づいた国内法を制定することで自国の基線 (海)から200海里(約370km<1海里=1,852m>)の範囲内の水産資源および鉱物資源などの非生物資源の探査と開発に関する権利を得られる。その代わりに、資源の管理や海洋汚染防止の義務を負う。
と定められているのである。詳しくは、下記の資料を参照されたい。
テーマ「排他的経済水域」のブログ記事  深山飛水 Webryブログhttp://mikitogo.at.webry.info/theme/d9eb133e6c.html
排他的経済水域 (ウイキペデイア)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%92%E4%BB%96%E7%9A%84%E7%B5%8C%E6%B8%88%E6%B0%B4%E5%9F%9F#.E6.8E.92.E4.BB.96.E7.9A.84.E7.B5.8C.E6.B8.88.E6.B0.B4.E5.9F.9F.E3.81.AB.E9.96.A2.E3.81.99.E3.82.8B.E5.AF.BE.E7.AB.8B

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