崔天凱・中国駐米大使の日本を侮るワシントン市内の講演

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中国の崔天凱・駐米大使による8日のワシントン市内で講演

中国の崔天凱・駐米大使による8日のワシントン市内で講演は、極めて乱暴で、横柄極まるものだ。更には明らかに国際常識を無視したものだ。読売新聞の報道『(参考1)』がその演説内容を伝えている。大よその趣旨は、
日本は米国に原爆を落とされたのが敗北の原因で、米国に敗北したとしか思っていない。だからべ国の言う事には従うが、中国の云うことには従わない。日本は米国に負けただけであはなく、連合国に負けた。その連合国の重要な一員であった区動くにも負けたのである。だから中国の言うことにも従わねばならない。
と云う内容だ。

しかしこれは、完全に世界常識を無視した凡そ無茶苦茶な論旨である。これに対して、何の反論をも示さない米国国民の感覚も疑われる。

第一、日本と戦勝国との間の戦後処理は、日本と連合国との間で、1952年のサンフランシスコ講和条約(注1)でけりがついているはずである。中国との間では、1972年9月29日、北京で行われた田中・大平・周恩来首相との間の日中共同声明や、1978年8月、福田赳夫首相と鄧小平副首相の間で締結された日中平和友好条約により、「未来志向」の政治的合意が行われ、戦後処理が行われた。詳しくは(参考2)を参照されたい。

また蛇足ではあるが、韓国との間では、1965年に、戦後処理のため日韓基本条約 や、それに伴う諸条約、特に日韓請求権並びに経済協力協定が結ばれ、日本はそれにしたがって着実に実行して来た。

日本は着実に中国や韓国に戦後処理の行為を行って来ている。

にもかかわらず、崔天凱氏は、
『日本は中国などに対する戦敗国である。したがって戦敗国は戦勝国・中国の風下にあり、中国の主張に従え』
という趣旨の発言を臆面もなく行って、米国民を騙そうとしている。

この発言は絶対に許すことは出来ない。

中国の強い反省を求める。


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(参考1)日本の政治家、国際秩序を認めよ…駐米中国大使 (2013年10月9日19時10分 読売新聞)(http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20131009-OYT1T00888.htm)
 【ワシントン=今井隆】中国の崔天凱・駐米大使は8日、ワシントン市内で講演し、第2次世界大戦の勝利は中国や米国を含む連合国の人々のものだとした上で、「日本の政治家はこれが第2次世界大戦後の国際秩序だと認めるべきだ。これに挑戦してはならない」と主張した。
 崔氏は、「日本の一部の政治家は、米国に2発の原子力爆弾を投下されたから第2次世界大戦で負けたと思い込んでいる。だから、米国の反発さえ買わなければ何をやってもよく、他の国々の懸念を気にかける必要はないと信じている」とも語った。(2013年10月9日19時10分 読売新聞)

(参考2)日中国交正常化http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E4%BA%A4%E6%AD%A3%E5%B8%B8%E5%8C%96

この記事へのコメント

coffee
2013年11月01日 09:00
日本は支那と断交すべし!
日本は核武装して支那、韓国と断交せよ!
深山 飛水
2013年11月06日 18:25
断交と言っても、中国には、日本の多くの企業が進出しています。計画的に中国からこれらの企業を撤退させ、東南アジア方面への再展開が必要です。
いきなり断交と言う訳にも行かないところに問題があります。経済問題と防衛問題の両方を睨みながら、再展開を図る必要があります。
現在の日本政府は核武装までは考えていません。むしろ反対の方向へ向かっているように思えます。
いずれにしても、現状では、中国の侵略行動を断念させることは至難の技のように見えます。
中国の侵略的意図を挫くには、やはり、多くの国々が緊密に協力して当る以外に道はないのではないでしょうか。

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