田中文科相の3大学申請不認可を嚴しく非難する!!!

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各新聞やテレビは、一斉に、
11月2日、田中文科相が、既に文科省の大学設置・学校法人審議会が認可を答申していた、秋田公立美術大、札幌保健医療大、及び岡崎女子大(愛知県)の3校を不認可とする決定をした。
ことを報じている。

しかし田中文科相のこの行為には、次に示すような重大な問題がある。
①文科省内部の大学設置・学校法人審議会が設立認可を答申していた大学が、省内の官僚、少なくとも事務次官や、政治家である副大臣、大臣政務官にも相談されることなく、大臣個人の独断で、その認可が否定される決定がなされた。いかに最後の決定は、大臣の専権事項であるとは言いながら、余りにも非常識に過ぎる突然の行為である。

②『申請校への認可の審査過程が進行して、認可する状況であり、更には申請校が、認可間違いなしと推定して、準備し、学生をも確保しようとして宣伝を始め、校舎の新設なども行って条件を整えている現状である』ことを無視する行為である。これは文科省内部の作業そのものを否定する極めて乱暴な措置である。
田中真紀子氏は、往々にして、彼女独自の見解を持っていて、それがまた絶対に間違いないとする自信家でもある。そして何故か、底抜けの官僚嫌いである。そして時として,ズバリと人の驚くようなことを発言する。それが、誰でも「尤もだ」として受け入れられることであれば、まだ良いのであるが、物事の一面しか見ない独りよがりの発言が多い。

この人の考えは、時として斬新にも見えるが、多くは的を外れていることが多い。
今回の3大学申請不認可についても、大臣独断ではなく、閣内で検討するなり、内閣官房との意見調整位はあっても良かった。

かつて外務官僚と大喧嘩した過激な一面を持つこのような人物を大臣にした野田首相の任命責任が問われる。


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(参考1)田中文科相、3大学設置認めず 審議会答申覆す (朝日新聞デジタル2012年11月2日19時48分)(http://www.asahi.com/politics/update/1102/TKY201211020192.html)
 田中真紀子文部科学相は2日、来年度の新設を申請していた3大学について、不認可と決めた。いずれも前日には文科省の大学設置・学校法人審議会が認可を答申していた。答申が覆された例は、少なくとも過去30年間はないという。田中文科相は、同審議会のあり方を抜本的に見直す方針を示した。
 不認可とされたのは、秋田公立美術大、札幌保健医療大、岡崎女子大(愛知県)。いずれも来春の開学を予定していた。藤村修官房長官は2日の記者会見で「文科大臣の政策的な判断」としている。新設するには再申請しなければならず、開学は早くても2014年度になる。
 同審議会は、大学の学長ら有識者の委員で構成され、学校法人、大学、短大、学部の新設や廃止の妥当性について、文科相の諮問を受け、答申するのが役割。今回、3大学については、法令に適合しているとして、1日に新設を認める答申を出していた。
 同省によると、審議会の大学設置分科会の正委員15人のうち、10人は現役の学長や教授らで、大学・短大に所属している。田中文科相は2日午前の閣議後会見で、委員の大半が大学関係者であることを問題視し、「多様な視点が必要。大学同士だと遠慮があるかもしれない」と指摘した。
 また、現在783校ある4年制大学について「競争が激化していて、質や運営に問題があるところがある」とも指摘。また、「事前規制ということではない。イノベーション、改革だ」と説明した。不認可となった3大学の関係者からは「理解できない」「到底承服できない」などの声が上がっている。
 岡崎女子大の設置準備室は「混乱している。審議会の答申は開学を認めており、大臣の判断は受け入れがたい。今後、緊急の理事会を開いて対応を協議する」と話した。
 秋田市大学設置準備室によると、校舎の新築や増築、改修工事などは全体で約3割まで進んでいたという。


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