鳩山由紀夫氏は党外交担当・最高顧問に不適格!!!

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東アジア共同体・鳩山構想

鳩山元首相は、元々、沖縄の普天間基地の辺野古への移設に失敗し、沖縄への米海兵隊の駐留は抑止力にはならないなどと言って、米国の不興を買った。彼が、首相の座を去らねばならなかったのは、外交、特に米国との関係を良好に保持できなかったことに原因がある。彼は、首相になったばかりの時に、『東アジア共同体』構想((参考2)を参照)を持ち出して、米国の顰蹙を買った。

第一、この構想は、日本から、あるいはアジアから、米国をはじき出そうという構想のように見える。そしてこの構想の主導権が、日本にあるか、中国にあるかが問題になったように思える。米国を追い出して、覇権主義の中国をこの構想の中に取り込もうというところに、最初から決定的な誤りがある。日米安保条約を無視した行為である。

鳩山元首相には、未だに、この『東アジア共同体』構想に固執しようとする頑迷さがある。そして彼は、尖閣諸島問題では、この構想の精神に基づいて、尖閣諸島問題を解決せよと言う((参考1)参照)。と言う事は、『尖閣問題については、日米安保条約とは切り離せ』と言っているように思える。

仮にそのようになったら、結果はどうあるであろうか。火を見るよりも明らかである。

民主党野田政権は、このような人物を、外交の最高顧問に据えているそうである。人事について、急遽、再検討が必要である。

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(参考1)鳩山元首相「領土問題として主権主張を」 尖閣問題で (朝日新聞デジタル 2012年10月27日18時8分)(http://www.asahi.com/politics/update/1027/TKY201210270267.html)
 民主党の鳩山由紀夫元首相は27日、北海道苫小牧市で講演し、中国との対立が激化している尖閣諸島(沖縄県石垣市)の問題について「領土問題として議論を大いにしながら、日本の主権を主張していくべきだ」と語った。日本政府は「領土問題は存在しない」との立場で、波紋を呼びそうだ。
 鳩山氏は16日に党最高顧問(外交担当)に復帰したばかり。「領土問題でないといくら言っても、相手が自分たちに主権があると言っている以上、議論しないといけない。友愛精神、東アジア共同体の発想を生かしたい」とも述べた。

(参考2)東アジア共同体【ひがしあじあきょうどうたい】. 知恵蔵2012の解説.http://kotobank.jp/word/%E6%9D%B1%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E5%85%B1%E5%90%8C%E4%BD%93
欧州のような政治経済統合を東アジアでも適用しようという共同体構想。2005年12月、クアラルンプールでの東アジアサミットでもこれを目指すことが確認された。しかし、枠組みをASEAN+3(日中韓)とする中国とインド、オーストラリアを加えたい日本とで意見は分かれ、実際の構築は先送りされた。もともと宗教、民族、体制などで多様性が欧州より著しいこの地域だが、ASEANが経済を中心とした地域協力を進めた。1990年代後半のアジア通貨危機以降この動きが加速され、金融協力の推進など多国間の枠組みに中国も含め積極的となってきた。サッカーなどのスポーツ交流や文化的な交流、インターネットなどの通信網の拡大も顕著となった。一方で、統合が困難に逢着(ほうちゃく)する中、歴史認識問題や高まるナショナリズムへの不安も存在する。05年インドなどがオブザーバー参加した中ロ、中央アジアの上海協力機構や、6者協議といった東アジアの安全保障組織との関連はまだ不明確であるし、米国もこの構想に批判的であるといった政治的懸念もある。特に経済面ではこの機構がFTA・EPAなど、東アジアで有力な2国間ベースの動きとどう結び付くかが課題であろう。
( 高橋進 東京大学大学院法学政治学研究科教授 )
<他は略>

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