民主党の幹部の習氏を急ぎ訪問は朝貢外交の最たるもの?

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3月24日の産経のネット記事「(参考1)」は、
輿石東幹事長を団長とする民主党訪中団は23日、北京入りし、次期最高指導者に内定している習近平国家副主席と人民大会堂で会談し、鳩山由紀夫元首相も、輿石氏とは別に習氏と会談。小沢一郎元代表の胡錦濤国家主席宛ての親書を携えた
ことを伝えている。
ここで不思議なことは、
①輿石東幹事長団長の民主党訪中団と鳩山元首相が別行動をとったことである。
②鳩山元首相が小沢一郎代表の親書を携えたことである。

①について: 鳩山元首相は、まさか輿石氏の訪中団に加わる訳には行くまいから、別行動は已むを得まい。それは許すとしても、両者間の事前調整がどの程度為されていたかという問題がある。もし今回の両氏の訪問が、中国側の一方的な予定重視に引きずられた結果であるとすれば、初めから中国ペースで話が進んでいたことになる。両者の訪中時期を変えるべきであった。

②について: 鳩山前首相が小沢氏よりも格下だという印象を与えるが、中国は、鳩山氏と小沢氏を、対日交渉では、どのように見ているのであろうか。もっとも習氏は、『2009年12月の鳩山内閣の時に、小沢氏を介して、1ヶ月以上前に申し込という宮内庁の慣例を破って、小沢氏を介して強引に天皇陛下への会見を申し込み、それを実現させた』という曰く付きの人物である。習氏の頭には、未だに「小沢氏→鳩山氏→日本政府」という構図が残っているのかもしれない。しかし小沢氏や鳩山氏の今後の復権は定かではない。

ところで今回の訪中の成果は何であったのか。
①輿石氏も鳩山氏も、東シナ海ガス田共同試掘を、再度、申し込んだが、即答は得られず、口を濁されてしまった。
②習氏は、最近の河村発言にまつわる南京事件の問題で、日本に反省を迫り、輿石氏は民主党の得意な「村山談話」の精神を持ち出して謝罪した。

いずれにしてもこれは日本側の腰抜け外交である。
民主党・野田内閣では、この程度の外交しかできない。残念なことである。

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(参考1)「村山談話」引用し釈明 河村発言 輿石氏、習氏と会談 (2012.3.23 23:59) 産経http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120324/plc12032400000000-n1.htm
中国の習近平国家副主席(右)と会談する民主党の輿石幹事長=23日、北京の人民大会堂(共同)
 【北京=坂本一之】輿石東幹事長を団長とする民主党訪中団は23日、北京入りし、次期最高指導者に内定している習近平国家副主席と人民大会堂で会談した。
 習氏は「日中間の政治的相互信頼関係と互恵関係を強化しないといけない。政治家一人一人が未来志向で長く日中関係を考えていくことが大事だ」と述べ、河村たかし名古屋市長の南京大虐殺「否定」発言を暗に批判した。
 輿石氏は、先の大戦の要因を「植民地支配と侵略」と断じた「村山談話」を引用し「民主党は8月15日に戦争の悲劇を繰り返さないとの談話を出している」と釈明。習氏は「歴史問題を直視することが大事だ」とクギを刺した。
 会談で、輿石氏は東シナ海の石油・ガス田共同開発に関する交渉再開や、日本の農産物輸入制限緩和を求めたが、中国監視船が尖閣諸島周辺の日本領海に侵入した問題などには一切触れなかった。習氏はいずれも「引き続き協議したい」と述べただけだった。
 一方、鳩山由紀夫元首相も、輿石氏とは別に習氏と会談。小沢一郎元代表の胡錦濤国家主席宛ての親書を携えたが、胡氏との会談は予定されていないという。




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