日本の主張が分からぬ北朝鮮は愚かな国と言うほかはない!

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松原仁拉致問題担当相

筆者は、先の記事『(参考1)』で、松原拉致担当相は、「北朝鮮が国際社会に受け入れられるためには、拉致問題の解決は必至であり、北朝鮮が拉致問題の解決に全力で努めることを強く期待致します」と北朝鮮に呼びかけたことや、北朝鮮側が主張している死亡情報を今後、「生存」に変更した場合でも、その責任は追及しないという考えを示したことを述べた。

ところで最近、米国は北朝鮮へ米の支援を約束した。交換条件は、ウランン濃縮と核実験、長距離ミサイル発射の一時停止中断、濃縮施設や寧辺・核施設のIAEAへの暫定的開放である。この条件の中には、日本の拉致被害者の帰還は含まれていない。日本の同盟国で、人権問題を重視する米国ですら、自国に関係がないということであろうか拉致問題解決は、食料支援の条件とはしなかった。このような状況下では、拉致問題解決を唯一つの条件とする日本は、北朝鮮への制裁から食料支援中止の条件を外すわけには行かない。

ところで、『(参考2)』は
日本の中井洽元拉致問題担当相と北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)朝日国交正常化交渉担当大使が1月11日、「中国・瀋陽で2日目の接触を行った。拉致問題の解決を議論する過程で、対北朝鮮食糧支援の問題も話し合われている」と伝えた。しかし、彼らの要求は、まず最初に日本から食料支援をせよ、そうすれば、場合によっては、拉致問題について考えないでもない。
という威張った態度である。日本が北朝鮮に食料支援をすれば、拉致問題を考えてやってもよいという主客転倒の話である。

この主客転倒の北朝鮮の言い分に、媚び諂うほど、日本側は愚かではない。松原拉致担当相は、(参考3)が述べているように、3月13日、
「拉致問題が進展し、一定の解決がみられれば人道支援は可能になる」
との考えを示し、また3月1日の国会答弁で、
「あらゆる人道支援に反対する拉致被害者家族の気持ちは重く受け止めたい」
と発言している。

これに対し、北朝鮮は、(参考4)に示すように、朝鮮中央通信を通じて、10日に、
「朝日関係の本質も知らない人間が人気取りのために無分別に振る舞うほど、両国関係は悪化する」
と非難した。同時に日本による過去の植民地支配にも言及し、
「日本は既に解決済みの拉致問題を取り上げることで(過去の)罪悪を隠そうと懸命になっている」
と主張した。ここで北朝鮮は、ひどく居丈高の悪意に満ち満ちた外交的言辞を弄んでいる。北朝鮮の言い分に対し、次のような点に、強い違和感を感じる。
①松原拉致担当相を、「朝日関係の本質を知らない」、「人気取りである」、「無分別に振舞う」などと、悪口雑言扱いである。
②「朝日関係の本質」とは何か。恐らく彼らは、日韓併合時代に彼らが、植民地とさせられたと感じ、誤って抱いた間違った屈辱感のことであろう。しかし日本は彼らから何の搾取もしていないし、むしろ民生の向上、インフラの整備に尽力しているはずである。北朝鮮の民族の誇りを傷つけたとは言うが、現在、中国がチベットや東トルキスタンに行なっているような非人道的な行為は何もしていない。
③そして「松原拉致担当相は何を無分別に振舞っている」のであろうか。
上記の悪意に満ちた北朝鮮の言い分に答えて、松原拉致担当相は、(参考5)が示すように、13日、
「拉致問題が進展すれば人道支援は可能になる。全ての人道支援に反対しているのではない。拉致問題が進展し、多くの関係者が一定の解決とみなす合意ができれば人道支援は可能になる」
と答えている。もし、これに耳をかすことが出来ないとすれば、北朝鮮は、「実に愚かな国である」と云う外はない。

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(参考1)拉致問題への日本側の取り組み
(参考2)北朝鮮、日本にも食糧支援を要請 (JANUARY 11, 2012 08:10) 東亜日報http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2012011140808
北朝鮮が、米国に続き日本とも食糧支援を媒介に交渉を行っていることが分かった。「韓国と共存しない」と宣言した北朝鮮が米国、日本とは食糧支援を媒介に交渉を進める「通米日封南」の様相が展開されている。
外交筋は10日、「日本の中井洽元拉致問題担当相と北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)朝日国交正常化交渉担当大使が今日、中国・瀋陽で2日目の接触を行った」とし、「拉致問題の解決を議論する過程で、対北朝鮮食糧支援の問題も話し合われている」と伝えた。具体的な食糧支援の条件や内容は伝えられていない。
チョ・ビョンジェ外交通商部報道官は、日朝接触について「事実関係を確認中であり、日本側にも関連事項を問い合わせている状態だ」とだけ述べた。しかし、政府消息筋は、「拉致被害者の再調査を要求する日本が出せる唯一のカードが食糧支援だ」とし、「日本の外務省が交渉の進展状況を明らかにしておらず、返事を待っている」と述べた。
日本は、北朝鮮と08年8月に中国で接触し、拉致被害者問題を再調査することで合意したが、09年に民主党政権になってうやむやになった。日本は02年に日本に送還された5人を除く17人の日本人拉致事件に対する再調査を要求している。
これに先立ち北朝鮮は、昨年12月末に米国に対してニューヨークジャーナルを通じて暫定合意した食糧支援規模(24万トン)を拡大し、穀類の含有量を増やすよう要請しているという。米国はひとまず北朝鮮の要請に否定的な意見を明らかにしたが、今年に入って電話での接触を継続している。
韓国政府は、「大規模な食糧支援は(人道的支援と違って)政治的なものであるという基本的な立場に変わりはない」とし、当分の間、支援の意思がないことを明確にした。

(参考3)拉致問題相、進展あれば人道支援も (更新時間:2012年3月14日(水) 01時49分)CBCNEWShttp://hicbc.com/news/detail.asp?cl=j&id=4976397
 北朝鮮への人道支援に否定的な考えを示した松原拉致問題担当大臣を朝鮮中央通信が非難したことについて、松原大臣は13日、「拉致問題が進展し、一定の解決がみられれば人道支援は可能になる」との考えを示しました。
 「拉致問題が進展し、一定の解決とみなすことが多くの関係者の中で合意できれば、人道支援は可能になると考えます」(松原仁拉致問題相)
 北朝鮮に対しては先月、アメリカが年間24万トンの食糧支援を実施することで合意したと発表しましたが、こうした人道支援に対し、松原大臣は今月1日の国会答弁で、「あらゆる人道支援に反対する拉致被害者家族の気持ちは重く受け止めたい」と発言していました。
 これに対し、朝鮮中央通信は10日、「朝日関係の本質も知らない人間が、無分別に振る舞うほど両国関係は悪化する」と、松原大臣を非難していました。
 13日の閣議後の記者会見で松原大臣は、「全ての人道支援に反対しているのではなく、拉致問題解決への進展がない状況においては反対だ」と述べ、拉致問題が進展し、一定の解決がみられれば、人道支援は可能になるとの考えを示しました。(13日14:13)

(参考4)「無分別な人気取り」 北朝鮮、拉致担当相を非難 (2012.3.10 20:00)産経
 北朝鮮の朝鮮中央通信は10日、北朝鮮への人道支援に否定的な考えを示した松原仁拉致問題担当相について、「朝日関係の本質も知らない人間が人気取りのために無分別に振る舞うほど、両国関係は悪化する」と非難する論評を配信した。
 論評は日本による過去の植民地支配にも言及し、「日本は既に解決済みの拉致問題を取り上げることで(過去の)罪悪を隠そうと懸命になっている」と主張した。
 松原氏は1日、食糧支援が盛り込まれた2月の米朝合意に関連し、国会で「(拉致問題が進展しない中)あらゆる人道支援に反対している拉致被害者家族らの気持ちは重く受け止めなければならない」と述べた。(共同)
(参考5)人道支援には拉致問題の進展が必要~松原氏 (2012年3月14日 0:43) 日テレNEWS24
北朝鮮の朝鮮中央通信が、人道支援に反対する松原拉致問題相を非難した報道をめぐり、松原氏は13日、「拉致問題が進展すれば人道支援は可能になる」と述べた
 松原氏は13日の会見で、北朝鮮への人道支援に反対する自身を朝鮮中央通信が非難したことについて、「全ての人道支援に反対しているのではない」と反論した。
 その上で、「拉致問題が進展し、多くの関係者が一定の解決とみなす合意ができれば人道支援は可能になる」と述べ、食料支援などの人道的支援を行うには拉致問題の進展が必要だとの認識を改めて示した。


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この記事へのコメント

神戸菜穂子
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