北朝鮮・日本人拉致に関するロシアの本音?

ロシアと北朝鮮とのつながりは強い。それは金日成が北朝鮮政府を樹立する時から始まっムツカシイている。
元々、ロシアには朝鮮半島に進出したいという密かな野望がったのではないか。それが難しいということになると、せめて米国もしくは親米国家と沙姫を接することだけは阻止したいという思いがあるに違いない。であればその中間地帯に親ロシア国家があった方が良い。この思いは中国と同じなのである。だから彼らは北朝鮮を何かにつけて庇おうとする。

筆者は最近お記事『ロシアのラブロフ外相の言はどの程度に信用できるか(作成日時 : 2012/02/01 17:03 ) 深山飛水の思いつくまま日記』で、
北朝鮮拉致問題について、ロシアは国連や六者協議では、非協力的で、二枚舌を感じる。ロシアはシベリア抑留で日本人に拉致以上の扱いをした。終戦時、ソ連の占領した満州・樺太・千島には軍民あわせ約272万6千人の日本人がいたが、このうち約107万人が終戦後シベリアやソ連各地に送られ、強制労働させられた。この中で、確認済みの死者は25万4千人、行方不明・推定死亡者は9万3千名で、事実上、約34万人の日本人が死亡した。
と述べた。1月28日の日ロ外相会議でロシアのラブロフ外相が、北朝鮮拉致問題について、『日本の立場を完全に支持する』と述べたそうであるが、これはロシアの日本に対するリップサービスのような気がする。ロシア自身が日本人を拉致し殺しているのである。

ただ日本としては『溺れる者、藁をも掴む』思いがある。『(参考2)』が示すように、外務省の杉山局長は、14日、モルグーロフ外務次官と会談したはずである。六者協議の再開ばかりではなく拉致問題の解決に向けて協力を要請したそうである。果たしてその結果はどうだったのであろうか。

ロシアは拉致問題で日本移動上すると入っているが、北朝鮮への制裁の面では、中国と同様に手ぬるい問いうよりもむしろ北朝鮮を援助する傾向が強い。『(参考3)』は、
ロシア極東アムール州と北朝鮮は13日、同州の農地を北朝鮮に貸し出し、北朝鮮が農産物を栽培する共同事業を開始することで合意した。タス通信が伝えた。
と報道している。このような報道を見る時、ロシア外交は二枚舌であるという感を深くするのである。

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(参考1)露外相、北方領土で「現実」認めるよう強硬態度 (2012年1月27日10時53分 読売新聞) (http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120127-OYT1T00355.htm?from=main2
 【モスクワ=寺口亮一】ロシアのラブロフ外相は26日、28日からの訪日を前に一部日本メディアの書面インタビューに応じ、エネルギー分野などでの日本との関係強化を訴える一方、懸案の北方領土問題については「(4島は)第2次大戦の結果、法的根拠に基づきロシア領となった」との「現実」を認めるよう日本に要求する強硬な態度を示した。 露外務省が26日、サイトに内容を掲載した。
 4島での共同経済活動については、「ロシアの法があらゆる可能性を与える」として、「日本の法的立場を害さない」との前提で経済協力を求める日本の主張を否定した。(2012年1月27日10時53分 読売新聞)

(参考2)北朝鮮対応で日ロ局長級協議へ 82月13日 4時4分) NHK http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120213/t10015970731000.html
政府は、キム・ジョンイル総書記の死去後の北朝鮮への対応に当たって関係国との連携を強化する必要があるとして、今週、外務省の幹部をロシアに派遣し、核問題や拉致問題などを巡って意見を交わすことにしています。
北朝鮮のキム・ジョンイル総書記が死去したのを受けて、日本、アメリカ、韓国の3か国は、先月、ワシントンで局長級の協議を行い、引き続き緊密に連携していく方針を確認しました。
そのうえで政府は、北朝鮮に一定の影響力を持つとみられる中国やロシアとも連携を強化する必要があるとして、6か国協議の日本の首席代表を務める外務省の杉山アジア大洋州局長を今週、ロシアに派遣することになり、杉山局長は、14日、モルグーロフ外務次官と会談する予定です。
会談で杉山局長は、「北朝鮮が非核化に向けて具体的な行動を示すことが重要で、対話を拒むものではない」という認識を示すものとみられ、6か国協議の再開に向け、日ロ両国が緊密に協力していくことを確認する見通しです。
また、先月の日ロ外相会談で、ラブロフ外相が拉致問題について、「日本の立場を完全に支持する」と述べたことを踏まえ、日本側は拉致問題の解決に向けた協力を重ねて要請することにしています。

(参考3)食糧不足の北朝鮮に農地貸与…露極東アムール州 (2012年2月14日00時23分 読売新聞)(http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080115-899562/news/20120213-OYT1T00999.htm)
. 【モスクワ=寺口亮一】ロシア極東アムール州と北朝鮮は13日、同州の農地を北朝鮮に貸し出し、北朝鮮が農産物を栽培する共同事業を開始することで合意した。タス通信が伝えた。
 合意によると、来年から同州内の約1000ヘクタールの土地で北朝鮮の労働力を利用して大豆やジャガイモなどを栽培する。賃貸料や期間は明らかになっていない。
 同州では農地の有効活用を模索しており、食糧不足解消が喫緊の課題となっている北朝鮮と利害が一致した形だ。露朝両政府は昨年8月、首脳会談で農業での協力拡大で合意していた。 (2012年2月14日00時23分 読売新聞)





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