台湾現役将官が機密情報を中国に流すとは! 罪万死に値する!!!

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スパイ容疑で逮捕された台湾・陸軍司令部の羅賢哲少将

中国は、過去1972年から1982年の間に、米国との間で3つの共同コミュニケを発表し、台湾への米国の関与を薄めてきた。そして中国は台湾が中国の一部だと主張し続けてきた。2005年3月14日には、「反国家分裂法」まで制定して、
台湾が独立を宣言した場合、台湾独立派分子に対する「非平和的手段」を取る
ことを合法化している。そして、最近は、
台湾は、中国の核心的国家利益である
と言い出した。さらに最近の1月19日には米中首脳会談で、中国の胡錦濤・国家主席はオバマ大統領との間で、台湾は中国の「核心的国家利益」との一節盛り込んだ第4の共同コミュニケを発表しようとしたが、米国の強い反対に遭い、実現しなかった。この裏には、台湾の馬英九・政権による米側への強い働きかけがあったと言われている。
これについては(注)を参照されたい。三つの共同コミュニケの詳細については、(参考2)を参照されたい。

なお、これまで、台湾は世界から、独立国家として完全には認められていないが、台湾の人々には独立指向が強い。馬政権といえども、同じであり、台湾防衛には極めて熱心である。中国からの侵略に備えて、三軍の防衛力を強化中である。そして米台間には台湾関係法と呼ぶ米国の国内法があり、米国は、台湾へ武器を売却する義務と、台湾有事の際は台湾を防衛するという義務を負っている。

実際に、これまで中国と台湾との間で、1950年代から1960年代にかけて、3回にわたり、『台湾海峡危機』と呼ばれる部分的戦争が起きており、人的損害も出ている。さらに1995年から1996年にわたり、台湾総統選挙に伴い中国側がミサイル発射などの脅迫行為を行ったことにより、米国の空母2隻が台湾海峡に派遣される事件が発生した。米中間の水面下の交渉で、全面戦争には至らなかったが、この事件は『台湾海峡ミサイル危機』と呼ばれる大きな危機であった。

このような状況にありながら、今回、(参考1)の産経の記事に示す事件が起きた。この事件は、いかにも残念で、台湾にとって極めて不幸な事件である。(参考1)は、
台湾政府は「陸軍司令部の羅賢哲少将を、中国に軍事機密情報を長期間にわたり漏(ろう)洩(えい)した重大な疑いで1月25日、逮捕した」と発表した。この数年来、中国へのスパイ容疑で逮捕される台湾軍人が相次いでいるが、陸軍中枢の現役少将逮捕は初めて。被害規模も「過去最大」(台湾各紙)とみられている
と伝えている。

この事件は、
●陸軍中枢の将官に起きた、
●漏れた情報は、
①陸海空3軍の合同作戦用の指揮通信システムの極秘文書、
②陸軍が台湾全土に配備した地下光ファイバー網の見取り図、
●台湾の対中防衛に及ぼす損害は深刻、
●米台軍事協力の今後にも悪影響、
などの点で、その及ぼす悪影響は深刻であるように思える。今回の事件は、中国側のハニートラップならぬマネートラップによって起きた。中国は台湾に多数のスパイを放っていることは、よく知られていた。それが軍の中枢まで及んでいると云うのは、どうしたことであろうか。

この将官の行為は、これまで台湾海峡事件で、自決したり、戦死した将校がいることを考えると、到底、想像できない事件である。と同時に中国の卑劣な行為に深い憤りを抱くものである。さらに筆者は、我が国にも、同じようなことが、中国によって行われている可能性があることを疑う。そして国防や愛国心という言葉に忌避感や嫌悪感を抱く日本人が増えている昨今、果たして『我が国(注)日本の防諜政策』はどうなっているのか、激しい危惧の念に駆られるのである。

(注)「我が国」を「この国」と呼ぶのは間違いである。

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(参考1)


(参考2) 「米中・三つの共同コミュニケ(1972年~1982年)」について (作成日時 : 2011/01/30 16:24) 深山飛水の思いつくまま日記http://mikitogo.at.webry.info/201101/article_34.html



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この記事へのコメント

ムー
2011年02月13日 14:44
我が国とこの国と言う言葉はかなり
間違いです。
我が国、と教科書に書いてあるのに何故、この国、何ですかおかしい。世の中狂ってますね


私は携帯で先生のblogを拝見するたび、嗚呼、世の中おかしい事だらけ。


機会があれば、
深山飛水
2011年02月14日 12:27
コメントを有難うございました。
自分の生まれ育った国を、我が国(自分の国)と呼べない、恐らくは呼ぶことに、無意識のうちに抵抗を感じるような教育を、戦後の日本人は受けて来ました。
その点では日教組の罪は深いと思いますね。

それ以外に、自己主張の強い人々は、「この国」という呼び方に、自分が一段と高い客観的な立場から、我が国のことを考えているということを、聞く人に無意識のうちに、あるいは意識的に誇示しているように思えます。政治家や、評論家、コメンテータや、さらにはアナウンサーなどにも得意になってこの言葉「この国」を使う人が増えてきています。しかもかなり著名人にそれが多いことは嘆かわしいことです。

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