中国人権問題容認を批判される潘基文・国連事務総長!!!

筆者は昨年の記事『(参考1)』で、潘基文・国連事務総長が中国の人権問題に関して、極めて寛大であることを、次のように述べた。
潘基文氏は、2010年11月1日、北京で胡錦濤国家主席と会談した。国連の人権委員会では世界各国の人権問題を取り扱っており、国連総長ともなれば、世界の人権抑圧への監視と警告、阻止には大きな責任があるはずである。にもかかわらず、潘基文氏は、中国の人権抑圧の問題には全く触れなかった。さらに、ノーベル平和賞受賞の民主活動家の劉暁波氏に対する国家反逆罪の停止や、拘束の解除にも全く触れなかった。それどころか、潘基文氏は、中国の国連での活動をめぐり、「胡錦濤氏のリーダーとしての役割」を評価し、「加盟国からの高い称賛を受けている」などと強調した。
このような事実に業を煮やしたのであろうか、25日の時事通信や読売新聞のネット報道の記事『(参考3)』や『(参考4)』は、
国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(本部ニューヨーク)は24日、世界の人権状況に関する年次報告書を発表し、中国の人権弾圧を非難することに「ほぼ世界全体が臆病になっている」と指摘。国連や欧州連合(EU)は対話の名の下で各国の人権侵害に目をつぶり、圧力を強めていないと問題視した。 報告書は、国連の潘基文事務総長が昨年11月、中国の胡錦濤国家主席との会談で、中国の人権問題に触れなかったことなどを示し、「潘氏は人権抑圧政府に圧力をかけることに特に消極的だ」と強調した。
と報じている。筆者が昨年の暮れに主張したことと同様なことを、、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチが漸く取り上げた。ヒューマン・ライツ・ウオッチは、中国の人権問題に関する非難を怠っているのは、世界全体であり、国連や欧州連合がそれを怠っていることを指摘している。そして、その中で、「潘氏が人権抑圧政府に圧力をかけることに特に消極的だとしている。

いずれにしても、人権尊重は世界的に普遍性を持つ概念であり、世界諸国は、中国に、これを辛抱強く訴え、理解させねばならない。中国は、「人権問題を中国の国内問題であり、外国が中国を人権問題で非難するのは内政干渉である」と云う。しかし普遍的価値を持った人権尊重という概念には、世界の一員である中国も従わねばならないのである。そして人権尊重に関しては世界の足並みが揃わねばならない。それができない指導者は、その資質に欠ける。その席を降りてもらわねばならない。少なくとも 潘基文氏は国連事務総長としては不適格者である、早急にその職を辞すべきであると考える。

*********************(終り)***********************


(参考1)中国を訪れて人権問題に口を閉ざす潘基文氏?(作成日時 : 2010/11/02 21:00) 深山飛水の思いつくまま日記http://mikitogo.at.webry.info/201011/article_3.html
(参考2)<「中国を訪れて人権問題に口を閉ざす潘基文氏?」について (作成日時 : 2010/11/04 20:12) 深山飛水の思いつくまま日記http://mikitogo.at.webry.info/201011/article_5.html
(参考3)中国批判「世界全体が臆病に」=「国連総長は特に消極的」-人権団体報告書 (2011/01/25-08:45) 時事通(http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011012500123)
 【ニューヨーク時事】国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(本部ニューヨーク)は24日、世界の人権状況に関する年次報告書を発表し、中国の人権弾圧を非難することに「ほぼ世界全体が臆病になっている」と指摘。国連や欧州連合(EU)は対話の名の下で各国の人権侵害に目をつぶり、圧力を強めていないと問題視した。
 報告書は、国連の潘基文事務総長が昨年11月、中国の胡錦濤国家主席との会談で、中国の人権問題に触れなかったことなどを示し、「潘氏は人権抑圧政府に圧力をかけることに特に消極的だ」と強調。同団体のケネス・ロス代表は「『対話』への支持が、何もしないことの口実に使われすぎている」と訴えた。(2011/01/25-08:45)
(参考4)国際人権団体、国連事務総長を名指し批判 (2011年1月25日17時36分) 読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110125-OYT1T00783.htm)
. 【ニューヨーク=柳沢亨之】国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」(本部・ニューヨーク)は24日に発表した今年の年次報告で、潘基文(パンギムン)国連事務総長について、中国などの人権侵害を「批判する気がない」と名指しで批判した。
 国際人権団体が事務総長を公然と批判するのは異例。
 報告は序文で、国際社会が近年、経済関係への配慮などから人権弾圧を見過ごしていると指摘し、潘事務総長の対応は「特に消極的」と評した。事務総長が昨年10月、ノーベル平和賞受賞の劉暁波氏釈放を要求せず、昨年11月の胡錦濤・中国国家主席との会談でも人権問題を取り上げなかったと明記した。これに対し国連副報道官は24日の記者会見で、「事務総長は人権擁護に最も効果的な方法を戦略的に判断している」と反論した。
(2011年1月25日17時36分 読売新聞)

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