尖閣諸島・中国漁業監視船航行を許すな!

20日の産経の報道『(参考1)』によれば、
沖縄・尖閣諸島沖の魚釣島付近の日本の接続水域(領海の外側約22キロ)内で20日午前、航行しているのが確認された中国の漁業監視船2隻は同日午後2時現在、魚釣島南東約32~33キロを航行している。
とのことである。

漁船2隻が領海に侵入した前回の状態とは違うが、この行動は中国海軍の指示による日本への示威行為であり、
「漁政201」や「漁政310」という名称の漁業監視船とは言うが、この2隻の船は中国海軍の所属であると考えて間違いない。

前回の9月7日の漁船の魚釣島領海侵犯では、停船を命じられた中国漁船が、海上保安庁巡視船へ自発的故意衝突を行った。日本領土であることが歴史上、明らかであり、世界的にも認めれている日本領土を、快泳石油の埋蔵が見込まれることが明ら華になった頃の1970年代から、中国領土と主張し始めた。まるでその考え方は出鱈目で無茶苦茶だ。自分の国の領海法などという法律を作って、その中に尖閣諸島を入れた。
日本が、平和憲法の下に、国防力が弱く、国民が自国を守ることに不熱心なのことを見透かした、日本を侮った法律だ。この法律に対して、日本政府は中国に抗議すらしない。

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尖閣諸島ばかりでなく、中国は東シナ海の排他的経済水域を、はるかに東へ入り込んだ海域で、広い漁場で思うままに漁業資源を乱獲し、さらには尖閣諸島南方をも魚場としている。日本の排他的水域の内部の資源を荒らし回っている。

さらに、中国は、これまで、チベット問題、新疆問題、台湾問題などを、「核心的国家利益」と呼んで、国家的な最重要課題としていたが、『(参考2)』によれば、今年になってから、「核心的国家利益」に、尖閣諸島(中国名・釣魚島)など、東シナ海の領土・領海問題と南シナ海の領土問題を追加したそうである。
 
ここで中国の「核心的国家利益」なるものは、全て、これまで中国が、大虐殺を伴いながら、60年前から侵略奪取した国と、今後、奪取しようとする国・台湾(注)や他国の領土(ベトナム、フィリッピン、日本など)である。これまで侵略をした領土やこれから侵略視湯とする領土を、「核心的国家利益」と呼ぶ中国政府は狂っている。そしてそれを許している国連や、世界の国々も狂っている。

フランスやイギリスは中国との大型商取引に幻惑されて、中国の人権問題にすら、批判の声を潜めてしまった。
日本は9月7日の尖閣事件の処置を間違えた。これは中国の脅しに屈した結果であった。

今回は中国の漁業監視船は、領海の隣の接続海域に止まっているそうであるが、国連で認めている海洋法に従って適切な行為をとってもらいたい。「この方面の国内法の整備はどうなっているのであろうか。

いずれにしても、まさかの時の断固たる処置は覚悟せねばならないし、 世界的な海洋法に従った自国領土を守る行為は断固として実行せねばならない。

それにしても、自衛隊の参加したこの地域の防衛体制を、一刻も早く確立する必要がある。

*******************(終わり)***********************


(参考1)中国監視船2隻、尖閣諸島沖の航行続ける (2010.11.20 15:57) 産経 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101120/crm1011201559018-n1.htm
沖縄県の尖閣諸島・魚釣島の西北西約36キロ付近を航行する中国漁業監視船「漁政201」=20日午前8時50分ごろ(第11管区海上保安本部提供) 沖縄・尖閣諸島沖の魚釣島付近の日本の接続水域(領海の外側約22キロ)内で20日午前、航行しているのが確認された中国の漁業監視船2隻は同日午後2時現在、魚釣島南東約32~33キロを航行している。
 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、監視船2隻は日本の領海内には侵入していないが、接続水域内を領海線に沿って、周回するように移動。監視船「漁政201」は南東32キロ、「漁政310」は南東33キロを航行している。
 同庁の航空機と巡視艇が領海に侵入しないよう無線などを使って警告するとともに監視を続けている。
(参考2)中国、尖閣も「核心的利益」に=台湾・チベットと同列-香港紙。(2010/10/02-17:27)時事ドット・コムhttp://www.jiji.com/jc/zc?k=201010/2010100200263
  【香港時事】香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストは2日、北京の外交筋の話として、中国指導部が今年に入ってから、尖閣諸島(中国名・釣魚島)など東シナ海の領土・領海問題を台湾、チベット、新疆問題と同じ「核心的国家利益」と位置付けたと報じた。
 尖閣近海で9月7日に起きた日本の海上保安庁巡視船と中国漁船の衝突事件で中国側がこれまでより強硬な姿勢を示したのは、この政策調整があったためとみられる。 
 同紙によると、中国指導部は昨年末の会議で、国の統一にかかわり、対外関係の中でよく取り上げられる問題を「国家利益」と規定し、特に重要な台湾問題などを「核心的国家利益」とすることを決定。さらにその後、東シナ海と南シナ海の領土問題も「核心的国家利益」に分類したという。
 中国のある日本専門家は同紙に対し、中国は尖閣問題で「論争を棚上げにして、共同開発する」というかつての最高実力者、トウ小平氏の方針を放棄しつつあると指摘している。(2010/10/02-17:27)

(参考3)日本の排他的経済水域http://www.h5.dion.ne.jp/~s_coral/webmaster/haitatekikeizaisuiiki.html
我国日本は周囲が海に囲まれた島国である。
国土面積は約38万km2で世界で60番目であるが、経済的な管轄権が与えられた海域は国土面積の12倍の405万km2であり、これは世界で7番目となる。とても海洋資源に恵まれた国なのである。
経済的な管轄権が与えられた海域とは何か?
領海(主権がおよぶ海域)の外側に位置する「排他的経済水域」のことである。
では、その排他的経済水域とはどのような規模を示すのかを図によって示す。
海洋は国際的に4つの分類に分けられる。
定義は以下のようになっている。
① 領海
沿岸国の主権がおよぶ海域であり、他国船がその海域を航行するためにはその沿岸国が定める無害通航に関する法令の遵守が必要である。
※領海の基線から12海里(約22km)以内の海域
② 接続海域
沿岸国が密輸や不法入国を取り締まる権利を有する水域。
※領海に接続して領海線から12海里(約22km)外側まで設定可能。
 (領海の基線から24海里(約44km)まで)
③ 排他的経済水域
沿岸国に経済的な管轄権が与えられているが、他国の航海に際しては自由通航となっている海域。
※領海の外側において領海の基線から200海里(370km)以内の海域。
※EEZ(Exclusive Economic Zone)と略される。
④ 公海
特定の国家の主権に属さず各国が自由に航行できる海域
<後略>

この記事へのコメント

つれづれ
2010年11月21日 18:31
かっては、あらゆる国の覇権に反対と口癖のように言っていた中国が今は我利我利の覇権国家。今こそ日本は中国にロシアに、そして世界に「覇権反対」を強く主張すべきだ。
せーちゃん
2010年11月21日 19:00
 柳田・法務大臣の問題でてんてこ舞いなのでしょうけれど、「累犯」、「確信犯」であるから日本国として在日中国大使を呼びつけて「抗議」すべきなのに・・・・。

相変わらずの対応でホント、嫌になりますね。
2010年11月23日 19:09
つれづれ様
核心的国家利益と彼らが呼んでいる対象には、かつて中国が侵略奪取した国である東トルキスタンと西蔵があり、これから侵略しようとする対象には、台湾、東シナ海から尖閣諸島、さらには南シナ海の南沙諸島などが含まれています。本当は、日本列島と言いたいところではないでしょうか。
覇権反対を主張することは大いに賛成ですが、それよりも、日本を自力で守る努力を拡大する必要があります。そのためには、長くは待てない緊急の日本人の方針転換が必要であると思います。
2010年11月23日 19:33
せーちゃん様
コメントを有難うございました。
柳田法務大臣も、参院の予算審議促進のための犠牲になったように思えます。それにしても、法務大臣にはその道の専門家を当てるべきでした。

マスコミは大臣の失言を待ち望んでいるのですから、隙を与えたのも失敗でした。

中国に対しては、日本政府は腫れ物に触るようにしているところがあります。何故、もっとはっきりとものが言えないのでしょうか。

尖閣諸島も、もっと防備を固めないと、竹島のようになってからでは遅いと思うのですが、なぜ、尖閣諸島自体に守備隊を置くことができないのでしょうか。やはり、中国に遠慮があるように見えます。

中国は、南シナ海では、先手を打って、各島々に、防衛施設を作っているそうです。

いかにも、日本政府の対応は遅すぎるように思えます。中国の恫喝が怖いのか、中国から何らかの手段で籠絡され、その筋の人がトラップにはまり込んでしまっているのかもしれません。

日本の将来が心配です。

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