ノーベル平和賞授賞式への各国大使の出席は当然のこと!!!

<div align="center">画像

ノルウェーのオスロの市庁舎

中国の民主化・運動家で、反体制の人物として、中国当局により投獄中の劉暁波氏へのノーベル平和賞の授賞式が、12月5日、ノルウェーのオスロの市庁舎で行なわれる。

16日のRecordChinaの報道『(参考1)』によれば、中国外交部の崔天凱・副部長は、既に、5日、
この授賞式に参加する国は「相応の結果がもたらされることになる」
と述べ、各国に出席しないよう警告したそうである。これは、また、随分と人を喰った嵩にかかった物言いである。この物言いは、以前に、『台湾を独立国と認める国は、それ相応の報復を受けるだろう』と言って、諸外国を脅迫し、成功したのと同じ手口である。

各国の駐オスロ大使への授賞式への出欠回答の締め切りは、今月15日であったが、「回答保留」の国が続出し、回答期限の延長を求めた国もあるという。 上記の中国の脅しが覿面に効いた結果となった。

画像

劉暁波氏


ところで日本は如何であろうか。昨日、16日の報道『(参考2)、(参考3)および(参考4)』によれば、中国は外交ルートを通じて、日本に対しても、政府関係者の出席を控えるよう求めていたが、前原外相は、16日の記者会見で、 
「極めて大切な賞で、毎回、日本の大使が出席している。今回も城田・駐ノルウェー大使を出席させる」
という方針を示した。そうである。(参考4)は、菅首相も同意見であることを窺わせる。

しかし17日の読売新聞の報道 『(参考5)』 によれば、駐オスロの日本大使は、回答期限の15日を過ぎても出欠を「保留」していることを、ノルウェー国営放送NRKの報道として伝えている。

これらは、日本政府の混乱と狼狽振りを表している。日本政府が中国政府に脅迫されて、恐れ慄いている情況と自信の無さが、ここにも現れている。日本政府はもっとしっかりしろと言いたい。

*******************(終わり)*********************


(参考1) ノーベル平和賞授賞式、中国の圧力受け参加を迷う国が続出―インド紙、2010-11-16 19:26:06 配信、RecordChina(http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=47085&type=1&p=1&s=no#t,、モバイル版URL : http://rchina.jp/article/47085.html )
2010年11月15日、インド紙ヒンドゥスタン・タイムズは、中国が各国にノーベル平和賞授賞式に参加しないよう求めている問題で、締め切りを過ぎても出欠の回答が出せない国が続出していると報じた。16日付で環球網が伝えた。
中国外交部の崔天凱(ツイ・ティエンカイ)副部長は5日、中国の反体制作家、劉暁波(リウ・シャオボー)氏のノーベル平和賞授賞式に参加する国は「相応の結果がもたらされることになる」と述べ、各国に出席しないよう警告した。
12月10日の授賞式には各国の駐オスロ大使が招待されているが、ノーベル研究所のゲイル・ルンデスタッド所長によると、中国の圧力を受け「回答保留」の国が続出。出欠回答の締め切りは今月15日だったが、回答期限の延長を求めた国もあるという。
ルンデスタッド所長はまた、「参加者リストは18日に最終版が完成する」としながらも、公表しない考えを示している。(翻訳・編集/NN)  2010-11-16 19:26:06 配信

(参考2)劉氏のノーベル平和賞授賞式 日本側出席へ 中国の要請に応じず (2010.11.16 19:28) 産経http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101116/plc1011161929018-n1.htm
劉暁波氏 前原誠司外相は16日の記者会見で、12月10日にノルウェーのオスロで開かれる中国の民主活動家、劉暁波氏のノーベル平和賞授賞式に関し、中国側が日本政府に出席しないよう要請していたことについて「ノーベル平和賞は大切な賞だ。(授賞式には)大使が毎回出席している」と述べ、例年通り駐ノルウェー大使を出席させる意向を表明した。
(参考3)前原外相、ノーベル平和賞授賞式に駐ノルウェー大使を出席させる考え表明 (11/16 22:28) FNNニュース (http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00188028.html
中国の民主活動家・劉暁波氏のノーベル平和賞授賞式に出席しないよう、中国政府が各国に要請していた問題で、前原外相は会見で、日本としては駐ノルウェー大使を出席させる考えを表明した。
劉暁波氏の授賞式は、12月10日にノルウェーで開かれるが、中国は外交ルートを通じて、日本に対しても、政府関係者の出席を控えるよう求めていた。
前原外相は会見で、「極めて大切な賞で、毎回、日本の大使が出席している」として、駐ノルウェー大使を出席させる方針を示した。 (11/16 22:28)

(参考4)ノーベル平和賞授賞式に大使を出席へ 前原大臣 (11/16 22:37) テレビ朝日 (http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/201116036.html
前原外務大臣は、来月ノルウェーのオスロで開かれるノーベル平和賞の授賞式に城田駐ノルウェー大使を出席させる考えを示しました。
 前原外務大臣:「過去、ノーベル平和賞については毎回、日本の大使は出席をしております。適切に判断をするというのは、そのこと(出席)を意味するというのは当然のことでございます」
 今年のノーベル平和賞には中国の民主活動家・劉暁波氏が選ばれ、来月10日に授賞式が行われますが、中国政府は、日本政府などに授賞式への出席を控えるよう外交ルートを通じて申し入れていました。菅総理大臣や前原大臣は、これまで「適切に判断する」と述べるにとどまり、大使を授賞式に出席させるかどうか明言を避けていました。

(参考5)日本大使、出欠保留…ノーベル平和賞授賞式典 (2010年11月17日10時35分) 読売新聞( http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101117-OYT1T00193.htm )
 【ロンドン=大内佐紀】12月10日にオスロで開かれる中国民主活動家・劉暁波(りゅうぎょうは)氏(54)のノーベル平和賞授賞式典に招待された駐オスロ日本大使が、回答期限の15日を過ぎても出欠を「保留」していることがわかった。
 同大使館筋によると、本省からの指示がなく返答できないという。
 劉氏への授与に反発する中国政府は、各国政府に出席しないよう要求しており、前原外相も中国から働きかけがあったことを認めている。
 ノルウェー国営放送NRKによると、日本のほかインド、パキスタンなどが「本国政府からの指示待ち」として回答を保留している。
 日本は最終的に大使を出席させる公算が大きいが、回答期限に間に合わなかったこと自体が異例だ。
(2010年11月17日10時35分 読売新聞)

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック