自民党の値打ちを下げる参院議員会長選の騒ぎ!!!

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自民党参院議員会長選

9月3日付けの産経のネット記事『(参考1)』は、森喜朗元首相(73歳、早大・第二商学)が、自民党の最大派閥である町村派(会長:町村信孝氏(65歳、東大・経済))に、退会届を叩きつけたというのである。その理由は
参院自民党議員会長選で、自分や額賀、古賀両派の押す谷川秀善前参院幹事長(76歳、阪大・法学)が当選せず、次期会長候補の安倍晋三元首相(55歳、成蹊大・法学)をはじめとして、若い人の造反派のために、谷川氏が落選し、中曽根弘文元外相(64歳、慶大・商学)が当選したことに腹を立ててのことであるようだ。

筆者は先ず驚いたことは、未だに自民党の中に派閥が存在することだ。昨年、選挙に大敗し与党の座を民主党に奪われ、今や野党の座に成り下がってしまったと云うのに、自民党の中では未だに体質改善がなされていない。自民党議員数200名(衆院116、参院84)の中で、町村派 45、額賀派 29、 山崎派 16 伊吹派 11、麻生派 10、 高村派 6、無派閥 53という派閥構成である。実に議員全体の3/4が派閥に属している。これでは党内の結束が図れないのではないか。

しかも今回のように同じ派閥内で、人事で争いが起こる。たかが参議院の党の議員会長の椅子に誰が座る科と言うだけで争いが起こる。この椅子はそのように価値の高い椅子であるのだろうか。価値が高いということは、この席に着けば人事、選挙資金の面などで有利になるのかもしれない。もっとも自民党は今や野党であるから、割り振られる椅子の数も少なく、少ない椅子はより価値が高くなっているのかもしれない。何か浅ましい気がする。

なおかつ、その人事にかつてのフィクサー役であった人が、自分が描いた人事ではなかったことに立腹した。これもおかしい。自分の思い通りに行かなかったからと言って、喧嘩分かれするのはどうか。昔は首相まで勤め、自民党内最大派閥の長であり、自分の思いが全て通じた。しかしこの権勢を何時までも維持しようとするところに、無理がある。73歳いもなれば、功成り、名が成ったと思わねばならない。自ら引退を考えるべき時期である。待ち行列の先頭の人が動いてくれないと、人事に停滞を来すのである。

はっきり言って森喜朗・元首相はそろそろ政界から引退の時期である。
それに何と言っても、自民党にまだ派閥が残っているのは何故だろうか。政治資金の配分の問題などが、派閥を作る根源になっているのであろうか。自民党は利益集団で派閥を構成するよりも、各種政策研究の集まりで同じ考えを共有する人達でグループを共有するようにした方が得策のように思える。各議員はどのグループにも自由に出入りできるような集団をいくつか作るべきである。

さらに自民党には若い人々に、より政治活動の場を与え、彼らをもっと鍛え上げるべきである。そのためには若い人々を積極的に責任ある地位に抜擢すべきである。

今回の森本首相の行為は、自民党の体質が未だに改善されrていないことを物語っている。このような出来事は、決して国民の目にはよくは映らない。反省を求める。

********************(終わり)***********************


(参考1)町村派のお家騒動深刻 森氏が「退会届」(2010.9.3 00:20) 産経
 自民党最大派閥の町村派で「お家騒動」が起きている。8月の参院自民党議員会長選では、派のオーナー的存在の森喜朗元首相が同派所属の谷川秀善前参院幹事長を支持するよう引き締めを図ったが、若手の多くが造反し、次期会長候補の安倍晋三元首相も造反を支持したためだ。2日の幹部会は「手打ち式」になるどころか、森氏が派の退会届を出す事態に発展した。
 幹部会では森氏が、会長選で中曽根弘文元外相に敗れた谷川氏に「会長選に出たくないのに出てもらった。すまないことをした」と陳謝した。続けて、参院町村派を取りまとめる立場にあった鈴木政二参院議院運営委員長に「(谷川氏を支持した)額賀、古賀両派に顔向けできない!」などと激しくののしり、退会届をたたきつけた。
 安倍氏はこの間、「谷川氏は出たいのだ、と思っていた」などと、森氏を突き放すように発言した。
 森氏は過去も数回、退会の意向を表明し、慰留されて踏みとどまってきた。今回も町村信孝会長が慰留に努めているが、派の若手らは「派を出ても出なくても、派にとって意味はなくなった」と冷ややかな声が出ている。

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