負の面から視た最近の小沢言語録について

民主党の小沢幹事長は、5月 7日、宮崎県を訪問した。元々は『民主党の選挙協力要請』のためであったらしい。しかし口蹄病が発見されてから1ヶ月以上経ったその時期、東国原知事としては、選挙どころでは無かったのではないかと思われる。そして、この時期、選挙の目的だけであれば、小沢氏は宮崎県を訪問することを中止すべきであった。小沢氏の不見識さが如実に現れている。東国原氏に会うのであれば、急遽、口蹄病対策の話にすべきであった。仮に小沢氏に打つべき対策がなかったとしても、『農水官僚の動きやすいように手を打つ』位の約束はするべきであった。政治主導を標榜する小沢氏としては、それを約束できなかったと思える。

小沢氏は、今回の口蹄病対策が不手際であり、対策の遅れを読み取り、民主党への逆風を予知して、宮崎の民主党・参院選では、勝ち目はないと判断した。そして口蹄病対策よりも参院選の方が大事な小沢氏は、結局何もしなかった。

5月初め、東京地検特捜部は、小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で、小沢氏への東京第5検察審査会の「起訴相当」議決を受けた。国民からも小沢氏の民主党幹事長辞職や、場合により議員辞職を求める声が強い。この状況で、小沢氏は、国会での証人喚問ではなく、公開の政治倫理審査会に出席して説明すると言明した。証人喚問では、偽証罪が問われるので、それを避けた。やはり後ろめたいものがあるのだろう。

東京地検特捜部は、15~18日に小沢氏と元秘書3人から事情聴取した。その結果、東京地検特捜部は、21日に小沢氏を嫌疑不十分で不起訴とする方針を固めた。問題は「検察審査会がそれで納得する」かということである。恐らくは検察審査会は、再度、「起訴相当」を議決し、小沢氏は自動的に起訴ということになろう。7月11日が参院選の投票日である。今月中に起訴になったとしても、選挙までの1ヶ月余の間に結審するだろうとは思えない。参院選の総帥である小沢氏がその状況では、民主党の参院選はどうなるのであろうか。それでも民主党支持と自民党支持の比は(25対17)だそうであるから、予測は立たない。いずれにしても、小沢氏という人は金銭疑惑の絶えない人である。

さらに小沢氏の20日の発言には首を傾げる。20日の読売新聞の報道 『小沢氏もあきれた?…普天間問題の政府対応 (05月20日21時56分) 読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100520-OYT1T01012.htm)』は、次のようんい伝えている。
民主党の小沢幹事長は20日、松江市で開いた連合島根との意見交換会で、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題に対する政府の対応に疑問を投げかけた。
 出席者によると、小沢氏は「地元(沖縄)が反対集会を開いてここまで反対しているのに、すんなりいくとは思えない」と述べた。「(鳩山政権の)発信や決断の仕方もどうかなあ」とも語った。
与党の鳩山政権が行っていることに、小沢幹事長が直に意見を開陳することは分かるが、地方遊説でこのようなことを言うのは宜しくない。小沢氏は参院選挙やそのための地方の遊説のことしか頭になかったはずなのに、突然、地方で奇妙なことを言い出した。国家の存亡を賭けた日米間の駆け引きのデリケートな時期に、これまで何もしないでいて、他所から突然批判する。彼は政府与党の幹事長として言ってはいけないことを言っている。普天間移設先が、日米合意の「現行案」に近い案で、纏まってしまうと、普天間移設に係る2009年の日米合意の直後に、彼が買い占めた名護市辺野古の陸地の土地が利用されなくなるので、それが気がかりなのではないかと勘繰りたくなる。

小沢という人は全く信用できず、評価できない。

小沢一郎氏の言動については、ほかにも言いたいことがあるが、一旦ここでで筆を置く。




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