天皇陛下を軽んずる小沢一郎に対する批判相次ぐ

谷垣禎一・自民党総裁は15日の記者会見で、天皇陛下と中国の習近平国家副主席との『特例会見』について、「慣行」を覆すものとして、政府・与党を厳しく非難した。さらに小沢幹事長が12日、ソウルで『天皇陛下の訪韓を「結構なことだ」と述べ、賛成の意を表したこと』をも強く非難した。

さらに17日、大阪市議会は、上記の『特例会見』が慣行を覆す形で設定されたことについて、「皇室の政治利用だ」などと抗議する決議案を17日の本会議に提出し、自民、公明、共産各党の賛成多数で可決した。この決議は、「小沢民主党幹事長や鳩山首相の対応に強い憤りを感じ、反省を求める」としている。

また自民党の「天皇陛下の政治利用検証緊急特命委員会」(委員長・石破茂政調会長)は17日、党本部で会合を開き、上記の「特例会見」を働きかけた民主党の小沢一郎幹事長や首相官邸サイドを批判した。この委員会では色々な論議が行われた。

大原康男国学院大教授は面会日の15日は「賢所御神楽の儀」の祭祀が行われ、天皇陛下はご多忙であったことを強調した。さらに同教授は、『「30日ルール」は、宮内庁法第2条に基づいて宮内庁によって作られたもので、「法律ではない」という小沢発言は間違いである』と反論した。

百地章日大教授は『30日ルールは、自社さ連立政権で、鳩山首相が新党さきがけ代表幹事だった時に作られた』と述べ、羽毛田宮内庁長官が小沢氏の辞任要求を拒否したことを擁護した。

以上を一読しただけで、鳩山首相と、彼をゴリ押しした小沢一郎幹事長、および羽毛田宮内庁長官を罵倒した平野官房長官の責任は重いと言わねばならない。これ等の一番の大元は小沢一郎のゴリ押しに発している。彼の強引なゴリ押しは、習副主席と天皇陛下との会見の日の15日よりも前に、彼が600人の総勢で中国を訪れ、胡錦涛・国家主席に歓待されたことが原因になっている。習国家副主席は、小沢幹事長が中国政府に頭が上がらなくなっている心の空白状態を突いた。小沢一郎は習氏と天皇陛下との会見を実現すべくゴリ押しせざるを得なかった。鳩山首相もさることながら、悪いのは小沢幹事長である。

また谷垣自民党総裁は小沢幹事長が、天皇陛下の訪韓について賛成する見解を韓国で述べたことを非難しているが、全く同感である。小沢氏は天皇陛下に韓国に赴いて何をしていただこうと言うのか。まさか韓国人に併合時代や戦争中に彼らの受けた苦難について日本国民の象徴である天皇陛下に謝罪させようというのか。これはとんでもない言いがかりである。謝罪したら、したで、何らかの謝罪料を彼らは日本に要求するであろう。しかし代わりに小沢氏は韓国から何がしかの手数料を受け取ることになるのであろう。

これもまた許せぬ話である。ここで小沢氏は母国を売ることになるのである。それに気付かないとすれば、小沢氏の神経は余程麻痺しているということになる。最早、政治家小沢一郎の面目はどこにもない。

この記事は(参考1)~(参考4)の新聞記事を参照した。詳細はそれらをご一読願いたい。

*********************(終わり)*********************** 

(参考1)政府・小沢氏を改めて批判 谷垣氏 (2009.12.15 12:31)
 自民党の谷垣禎一(さだかず)総裁は15日の記者会見で、天皇陛下と中国の習近平国家副主席との特例会見について「慣行を覆す形で設定されたことは極めて遺憾で、厳しく非難しなければならない」と述べた。
 谷垣氏は正式申請期限の1カ月ルールについて「陛下の体調への配慮と同時に、陛下のスケジュールに政治的、外交的な思惑を入れてはいけないという観点があった」と指摘。その上で「極めてデリケートな配慮が必要だとの意識が欠如している」と政府・与党の対応を批判した。
 また、民主党の小沢一郎幹事長がソウル滞在中の12日、天皇陛下の訪韓を「結構なことだ」と述べたことにも「一政党の党首が軽々しく発言することは極めて問題が多い」と述べた。

(参考2)天皇陛下の特例会見 自民の大阪市議団が抗議の決議案提出へ (2009.12.17 00:08)
 大阪市議会の自民党市議団は16日、天皇陛下と中国の習近平国家副主席との特例会見が慣行を覆す形で設定されたことについて、「皇室の政治利用だ」などと抗議する決議案を17日の本会議に提出する方針を決めた。公明党市議団も賛成する意向で、決議案は可決される公算が大きい。共産党市議団も「最終的な文面によっては賛成する可能性がある」としている。
 自民党市議団の高野伸生幹事長は決議案について「鳩山由紀夫首相と民主党の小沢一郎幹事長に反省を求める内容で、地方議会から声を上げていきたい」と話している。

(参考3)天皇特例会見で大阪市議会が首相らに「反省」求める決議 (2009.12.17 21:38)
 大阪市議会は17日の本会議で、天皇陛下と中国の習近平国家副主席との会見について「政治的色合いの強い日程設定で、小沢(一郎)民主党幹事長や鳩山(由紀夫)首相の対応に強い憤りを感じ、反省を求める」などとした決議を、自民、公明、共産各党の賛成多数で可決した。
 決議は「これまで踏襲されてきた『30日ルール』がほごにされた」とし「天皇陛下を政争の具にし、政治利用するようなことがあってはならない」としている。

(参考4)天皇の特例会見問題で有識者らが小沢氏や首相官邸の対応を批判 (2009.12.17 18:02)
 自民党の「天皇陛下の政治利用検証緊急特命委員会」(委員長・石破茂政調会長)は17日、党本部で会合を開いた。出席した有識者らは、天皇陛下と中国の習近平国家副主席との「特例会見」を働きかけた民主党の小沢一郎幹事長や首相官邸サイドを批判した。
 大原康男国学院大教授(皇室制度史)は特例会見があった15日は宮中で「賢所御神楽(かしこどころみかぐら)の儀」の祭祀が行われたことを明らかにし、「(お出ましになった)天皇陛下がお心を安らかに保たれなければならない日だった」と語った。小沢氏が「30日ルール」を「法律ではない」と発言したことには「宮内庁は宮内庁法第2条に基づきルールを作った」と反論した。
 また「他の国にはルールを守るよう求め、中国の無理強いだけを認めるのは極めて卑屈な政治的配慮だ」と、首相らを批判した。
 百地章日大教授(憲法学)は「30日ルールは、自社さ連立政権で、鳩山由紀夫首相が新党さきがけ代表幹事だったときにできた」と述べた。羽毛田信吾宮内庁長官が小沢氏の辞任要求を拒否したことについては「30日ルールを無視した内閣の政治的要求を拒否するのは当然だ」と擁護した。
 また、外務省側は特例会見までの経緯について口頭で追加説明したが、文書での回答は岡田克也外相の指示を理由に拒否した。

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この記事へのコメント

新聞配達イン
2009年12月19日 19:51
これは産経新聞の販売促進ブログですか。
2009年12月19日 20:04
何も意識して産経新聞の記事を引用したわけではない。
たまたま当方の考え方が産経の記事と合致したということであろう。新聞配達業の人からすれば、産経の販売促進のように見えるのも、わからないではない。

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