社民党のゴリ押しと無意味な北沢防衛相のグアム訪問

普天間基地の移設先決定を、日本政府と云うよりも、鳩山首相が躊躇している。そして米国には既に前政権と決定済みの日米合意の線に以外には妥協の余地はないと迫られている。にもかかわらず鳩山首相は決断しようとしない。そして日米合意の辺野古以外の地を探ろうとしているかのように見える。そしてあろうことか米国のグアムまでを候補に挙げている。それもあってか、北沢俊美防衛相は9日にグアムを訪れた。

(参考1)が述べているように、グアムのフェリックス・カマチョ知事は9日夜、普天間基地のグアム移設の可能性について、受け入れる能力はないと表明したそうである。その理由は
①「2006年の日米合意」に従って、グアム島には、2014年までに沖縄駐留中の米海兵隊員8000人が移転する、
②グアムの資源はグアム自身の地域社会の福祉にも必要である、
による。更に彼は『普天間問題で深まった日米間の亀裂は、いずれ解決できると信じる』と楽観的である。

このような実情から、米国は普天間基地のグアム移設は困難だと言っている。そしてこの事情が配慮されて2006年の日米合意が成立しているのである。グアム移設が無理なことは分かり切っているのに、北沢防衛相はグアムまで足を運んだ。そして北沢防衛相がこの出張をなさざるを得なかった最大の原因は、社民党の普天間基地の国外移設の「ゴリ押し」である。連立内閣の一員であることを根拠にして、日米間の約束として既に決まっていることを、強引に変えさせようとする社民党もさることながら、それを尤もなこととして受け入れる鳩山首相の頭も少しどころか、大いに狂っている。このような社民党の行動は、鳩山内閣の協調体制を乱すものであり、我が国にとって利益にならない。社民党の勢力は鳩山内閣からは排除すべきである。

(参考2)によれば、9日にグアムを視察した北沢防衛相は、直ちに「グアムは普天間基地の移設先として困難である」との考えを示したそうである。ところが、社民党が治まらない。「ちょっと行って、ちょろっと見てダメという結論が出るもんですか」と批判したそうである。 しかし、事実、「ちょろっと見ただけで、ダメだ」と分かるほど結論ははっきりしていたのである。(参考1)の図でもグアムの基地はそれほど広いとは言い切れない。それにグアムには沖縄と同様に住民の生活がある。それを日本のために犠牲にすることはできない。

元々国外移設というような虫のよい話は聞いたことがない。日本を守るのに外国の基地に頼る社民党の発想が間違っている。図々しいにも程がある。社民党には、本来、国を守るという概念がないのだ。初めから一国の政党としての党是というものが無いのだろう。国を守る思想と意識を持たない政党など、一国の政党としては全く存在価値がない。


北沢防衛相の発言を受けて、社民党の重野安正幹事長は、「防衛相や首相官邸に早急に確認する。我が党がグアムと言っているから、『行ってみてダメでしたと言えば帳面から消えるかなと考えているんですか』と聞いてみたい」と語ったそうである。「その通りだ」と答えたいくらいである。このような余りにも奢り高ぶった物言いは許しがたい。たかが12人の小さな党で、よくもこれ程までに威張った物言いができるものである。それが筋の通った主張なら受け入れられる。しかしどう見ても「ごり押し」としか取れない。まるでヤクザか不良である。

このような社民党は、早急に鳩山政権から退散させるべきである。今後も社民党と連立を組んでいると、何時までも足を引っ張られる。鳩山内閣は、思い切って社民党を与党から切るべきである。


******************(終わり)**********************

(参考1)普天間グアム移設、「受け入れ能力ない」と地元知事 (2009年12月10日 11:37 発信地:ハガニャ/グアム) AFP BB News
米領グアム(Guam)のフェリックス・カマチョ(Felix P. Camacho)知事は9日夜、沖縄の米軍普天間飛行場(Marine Corps Air Station Futenma、MCAS Futenma)のグアム移設の可能性について、受け入れる能力はないとの見解を表明した。
 グアム島には、2006年の日米合意に基づき、沖縄に駐留する米海兵隊員8000人が14年までに移転する予定。カマチョ知事はこの点を指摘し、「普天間のすべてを受け入れるのは、限られた資源と収容能力の面から不可能だ」「グアムの資源と地域社会の福祉を念頭に置かなければならない」と述べた。
 その上で、普天間問題をめぐって日米間の亀裂が深まっていることについて、問題は解決できると信じていると語った。
 グアムには現在、北沢俊美(Toshimi Kitazawa)防衛相が訪問中。
 普天間飛行場の移設先を検討する日米閣僚級作業部会は、日本政府内の方向性が明らかになるまで協議を停止することを、岡田克也(Katsuya Okada)外相が8日、発表している

(参考2)グアム「ちょっと行って結論出るか」 社民、防衛相批判 ( 2009年12月10日12時25分) 朝日
 社民党の重野安正幹事長は10日の記者会見で、米領グアムを9日に視察した北沢俊美防衛相が沖縄県の米軍普天間飛行場の移設先として困難との考えを示したことについて「ちょっと行って、ちょろっと見てダメという結論が出るもんですか」と批判した。
 社民党は鳩山内閣にグアム移設の検討を要請している。重野氏は「防衛相や首相官邸に早急に確認する。我が党がグアムと言っているから、『行ってみてダメでしたと言えば帳面から消えるかなと考えているんですか』と聞いてみたい」と語った。

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