「「やかましい」騒ぎには「オダマリアソウ」薬を?」について

「やかましい」騒ぎには「オダマリアソウ」薬を?」について
この話には後日談がある。「やかましい」騒ぎには「オダマリアソウ」薬は殆ど効果がなかったようである。
事実、8月20日、福田首相は、官邸で記者団に対し、「福岡でどういう言葉遣いをしているか知らないが、そういう解釈もあるのかな、と思って聞いた」と批判的である。 「オダマリアソウ」の効果を認めるどころか、逆に批判的なのである。どうも、「福田改造内閣の組閣に当たり、河野洋平や森善朗が介在して、麻生太郎を自民党幹事長に抜擢したとき、福田首相は麻生にたいし次期総理への禅譲を約束した」というのは眉唾のようだ。一方、麻生氏の本音は、一歩でも早く次期総理に近づくべく、『福岡では「やかましい」が、本来の意味とは違う意味に使われている』と誇張して語り、太田と、福岡が同一選挙区だという誼以上の関係を結ぼうとしていることにあるように思える。

さらに同日、野田聖子消費者行政担当相は日本記者クラブでの記者会見で、麻生太郎の発言に対して、「(太田農水相が)日本の大臣であるならば、日本の北から南まで、皆さんが分かる日本語を使っていただかなければいけない。(麻生氏の)そういうサポートは非常に残念だ」と苦言を呈したそうである。野田大臣のこの発言は、自民党幹事長として次期総理を狙って天にも昇ろうとする熱い思いにある麻生太郎に対し、勇気ある発言として賞賛したい。

さらに社民党の福島党首は、20日の記者会見で、「麻生さんも太田さんも私も九州(出身)だが、”やかましい” は ”やかましい” という意味でしかない。方言で逃げることは許されない。昨年7月にも、久間元防衛相が長崎原爆投下”しょうがない”発言を、九州弁で口癖のせいにしたことがあるが、今回も九州弁のせいにするのは、とてもおかしい。全くトンチンカンで、ごまかそうとするものでしかない。ひどい発言をひどい形で上塗りしているだけだ」と痛烈に批判した。福島社民党首の発言はさらに厳しい。筆者がここでとやかく言うまでもなく、その通りである。

これらの批判は少しは麻生太郎の熱冷ましになるだろうと思える。そして日本中の熱烈なる麻生ファンに対しても何らかの冷却効果があるのではないか。麻生氏は何をシャラクサイなどと考えず、深く反省してもらいたい。次期総理などと思い込んで熱に浮かされすぎているのではないか。麻生氏が、太田氏の発言を言葉の解釈の問題として捉えているところに問題がある。麻生氏は国民を愚弄しようとしている。
そもそもこの問題は、「やかましい」の言葉の解釈の問題ではないのである。食料の消費者である日本国民が食の安全に注意深いことに対する太田大臣の批判的な発言が問題なのであり、しかも国民を見下した発言ととれるのところに問題がある。麻生氏は太田氏を擁護することにより、太田氏の国民を愚弄する考えに加担することになる。この点が問題なのである。

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この記事へのコメント

2008年08月22日 16:00
朝日新聞のネット記事『「やかましい」発言撤回せず 太田農水相 2008年8月22日12時49分』 (http://www.asahi.com/politics/update/0822/TKY200808220163.html)によれば、太田農水相は、『すでにTV報道で、何千万もの人が視聴していることに、付加もしくは修正はしない」との趣旨の表明をした。前言撤回の意思のないことの表明である。それにしても、この人は何と自信のあることか!!!

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