「ライス国務長官は考えを変えるべきである!!!」について

ライス国務長官は考えを変えるべきである!!!」について
筆者は先の記事、『ライス国務長官は考えを変えるべきである!!!』にたいして、二人の方からコメントを頂いた。これらの方々から諒承を得ていないので、お名前を記すのは避けさせていただく。

下記に述べるのは、これらの方々のコメントをまとめて一つの問題提起とし、それにに対する筆者の返答コメントを修正して、纏めたものである。

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読者の方からのコメント: 『北朝鮮は脅威である。しかし現状は米対中ロの冷戦状態による極東の危機状態ではないかと思う。本当は、北朝鮮よりも中国を先に変える必要があるかと思う。』

筆者の見解:下記のとおりです。

貴殿のご意見が的を射ているのかもしれません。現在、米国務省内に意見の相異があり、レフコウィッツ氏の考えが、ライス長官らの考えと真っ向から対立しているようです。レフコウィッツ氏の考えは確かに正しく、北朝鮮が核放棄に不熱心であり、真剣に取り組んでいないことや、中韓両国も北朝鮮に甘く、本気で取り組んでいないことを指摘しています。そしてこの問題の解決には、北朝鮮の政治体制の変革以外には無く、そのためには人権問題も含めて、核問題と人権問題の改善の進展状況を確認しながら援助を進めてゆくヘルシンキ・プロセスを推奨しております。

ライス長官は、そのような時間のかかる手法を採るよりも、日本の拉致問題を含む出口の見えない人権問題は棚上げにしておいて、核放棄の問題だけを、少し荒っぽくても幕引きをしたいのかもしれません。ライス長官たちは北朝鮮の核などは、たかが知れたレベルの低いものと思っているに違いありません。北朝鮮に、完全に核放棄をさせなくても、適当なところで幕引きをしたいのではないかと思われます。そのため、日本の拉致問題は条件から外して、北朝鮮を早く「テロ支援国家指定」から外し、米朝間を正常関係に戻したいのではないでしょうか。

早く幕引きをしないと北朝鮮が、中ソ両国陣営に取り込まれてれてしまいそうな、雰囲気が出てきそうになっているのかもしれません。米国と中ロの対抗という構図が見えかかっているような気がしますね。

貴殿のご指摘の北朝鮮よりも中国の方が先だとのご意見には賛成ですが、例えば中国の人権問題を改善させようとすると、これはまた大事業です。本当はそれが本命だと思うのですが。

読者諸兄はどう思われるのでしょうか?


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この記事へのコメント

2008年01月26日 22:17
おっしゃる通りだと思います。中国からでは遅すぎますね。北朝鮮に対しても方策が必要ですね。
2008年01月30日 11:29
一般人様
お返事が4日遅れとなり、申し訳ありません。
ライス長官は功を焦りすぎているようですね。どうやら米国務省の中は2つに割れているようです。どうもライス氏というのは、自分の意見に反対する人は名指しで激しく攻撃するようで、この押しの強さが彼女を誤らせるような気がしてなりません。ブッシュ大統領の任期は後1年ですが、男性の国務長官に代えた方が良いような気がしますね。どうも彼女は思い込みが激しすぎるようです。

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