是非とも台湾のWHO加盟を!!!

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先に、筆者の記事 「台湾独立志向に関する最近のニュース 」 の(4)項で ”WHOへの「台湾」の加盟” について次のように述べた。

【【台湾はこれまでオブザーバーとして世界保健機関(WHO)への参加を求めていたが、今回「台湾」の名義で正式加盟申請を行ったことを、台湾総統府は4月12日に発表した。詳しくは、 ”WHO:「台湾」の名義で加盟申請 ” を参照されたい。】】

5月6日、東京都内でデモ行進が行なわれたそうである。これは台湾による世界保健機関(WHO)への正式加盟を求めたデモ行進であり、日本に在住する台湾人や日本人の支援者など、主催者発表で約300人が参加したそうである。 これについては、 台湾のWHO加盟求め都内でデモ FujiSankei Business i. 2007/5/8 を参照されたい。

このデモでは、台湾がWHO(世界保健機構)に加盟していないために、中国本土や台湾の隣接国に伝染病が発生しても、WHOの迅速な支援が受けられないという人道上無視できない問題があることが訴えられた。事実2003年に中国で新型肺炎が発生した際にも、WHOから十分な支援が得られず、多くの死亡者が出たそうである。台湾はWHOに加盟していないために、世界防疫ネットワーク・システムの恩恵にあずかることができないのである。

例によって、中国は、台湾のこの動きに強く反発しているとのことである。台湾は中国の一部であるとの飽くなき主張によるものである。これまで、台湾は過去10年の間、WHOの年次総会へのオブザーバー参加を求めて来たが、中国の反対でそれが許されなかったそうである。

WHOが国連の関連機関であり、国連憲章第57条でWHOと国連の関係が規定されているそうであるが、常任理事国とはそこまで威力があるものなのであろうか。戦後60年も経っているのに、相も変わらず第二次世界大戦の戦勝国が威張っている。

中国はあれだけ広大な国土と、13億という人口を擁しながら、50分の1 にも満たない人口しか持たない小国の台湾を、を何故そのように自国の領土にしたがるのか。それは中国共産党指導部の飽くなき覇権主義によるものである。

健康に係わる問題は、政治問題ではなく、病気に国境はなく、医療にも国境はない。もし中国が「台湾は中国領土」などと言い張って、台湾のWHOへの参加に反対するならば、台湾は世界的に蔓延する流行病の発生に対処するための便益を与えられない。これは正に人道上の問題であり、人権問題である。この問題は領土問題とは切り離して考えられるべき問題である。

中国は、2008年の北京五輪や、2010年の上海万博で沸き立っており、中国の人権問題はその陰に隠れてしまっているように見える。中国共産党指導部は、日本の慰安婦問題や、南京事件を問題にしているが、中国共産党指導部自身に重大な人権蹂躙問題がある。その例を挙げれば、
(1)支那事変勃発直前(1937年)に、支那の保安隊による通州事件(特務機関長・細木繁中佐を含む日本人居留民260人が虐殺された。婦女子を犯した後、その性器に棒を突き込んで殺害した)、***** もっともこの問題は中国共産党よりも国民党の問題であるが *****
支那事変 概説1を参照されたい)
(2)毛沢東の文化大革命による暴虐と多数の死亡者の出現。専門家が中国県誌の記録に基づいて統計した非正常死亡者数は、少なくても773万人。 (大紀元社説シリーズ『九評』(共産党についての九つの論評)を参照されたい)
(3)新彊ウイグル自治区における民族浄化政策とイスラム教徒迫害(証拠資料調査中)
(4)西蔵侵略、西蔵人虐殺と圧政(人権問題 Human Rights を参照されたい)
(5)北京天安門事件で300人の学生を殺戮(戦車で)
(6)法輪功信者にたいする拷問、投獄、虐殺(新聞 大紀元 等を参照されたい)
(7)言論の抑圧
などがある。

日本や米国は協力して、これまでの中国の人権無視を国連加盟諸国に理解させ、中国に人権尊重への対策を要求すべきである。更に台湾のWHO加盟を阻止しようとすることは、重大な人権侵害であり、これは到底許されないことを主張すべきである。

安部首相は、靖国神社問題で中国に譲歩したが、台湾問題で譲歩してはならない。これは日本自体の危急存亡に係わる問題である。


WHO AM I?WHAT AM I?

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この記事へのコメント

2007年05月09日 10:24
こんにちは。
普通の国は、「自国の領土(一部)だ」と言うからには、キチンとフォローするのですが、中国にはそんな感覚は無いのでしょうね。「領土にはするが、面倒は見ない」あるいは「搾取だけはする!」ということ?
日本が仮に、「沖縄は日本の領土だが、面倒は見ない」等と言ったとしたら?と考えてみれば、その珍妙さは世界でも類を見ないものだと判りますよね。
2007年05月10日 08:16
Rover様
コメントを頂き、有難うございました。
中国は、台湾は中国の一部と言っていますが、安部内閣は、はっきりとそれを否定すべきですね。それが言えない自民党の議員は腰抜けばかりですね。30代、40代の国会議員は何を考えているのでしょうか。それに中国の人権問題については、共産主義政権がこれまで犯してきた人権抑圧問題、今も続いている非共産主義思想の弾圧についてはっきり物を言うべきだと思います。
五輪聖火ルート案には、中華台北(あるいは台湾・台北)ではなく、中国・台北となっていたそうです。台湾はこの際、北京五輪に出れなくなったとしても、聖火が台湾を通過するのを断るべきだと思います。又、日本政府は、次期台湾大統領は民進党から出るように、民進党を支援すべきだと思います。国民党の馬英九は中国への合併派ですから絶対支援すべきではないと思います。日本人には中台合併に無関心な人が多いようです。台湾の次には、中日合併となるでしょう。その時、騒いでも、もう遅いですね。
台湾の記事に対するアクセス数が他の記事に比して圧倒的に少ないのは何故なのでしょう。

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