次期総理には小泉首相の続投を?

中国は,毎年,4兆円(これは中国による対外発表の数字であり,実際にはもっと多いと思われる)もの軍備増強を行っている。
米国でも,中国の軍事力の増強にたいして警戒心が出てきており,日本は中国にたいする警戒心が薄いのではないかという指摘もあるようである。何のために,このような膨大な増強をするのであろうか。

このような軍備増強は,太平洋にたいする覇権主義がその根底にある。その覇権主義の突破口が台湾合併なのである。現実に,台湾が中国に合併されたとする。東シナ海は中国領土となってしまったと同然である。朝鮮半島は完全に中国に封じ込められてしまう。いずれ中国に併合されることになりかねない。尖閣列島は勿論,沖縄までも中国領土と言われかねない。台湾の中国への併合は,台湾のみに止まらないのである。

韓国政府や日本政府はこの現状をどう考えているのだろうか。このような趨勢は眼に見えているのに,日本や韓国の政治家は,むしろこれを見ようとしない。

現状からすると,韓国のノテウ政権は全く愚劣そのものの政権である。中国の尻馬に乗って靖国問題で日本を非難し,北朝鮮共産独裁政権と協調しようとしている。中国の覇権的行動の筋書きが全く見えていない。そしてこれにたいする戦略的配慮が全くないのである。

一方,日本の将来戦略はどうなのであろうか?これも全く見えて来ない。自民党や公明党などの政治家はどう考えているのであろうか。親中派はいると聞くが,親台湾派はいるということは一度も聞いたことがない。

二階経産相は,中川前大臣の試掘開始案を反古にして,東シナ海ガス田共同開発を,中国と直かに交渉したが,失敗に終わった。現在,中国の一方的行為を許しているのが現状であり,これはまともな外交とは言えない。国辱外交である。

中国は,靖国問題で日本を非難し続けており,小泉首相の下では,国交の改善はあり得ないとまで言っている。ここで靖国問題で中国に折れたら,次に何が来るだろうか。「台湾を中国領土としてはっきり認める協定書に調印せよ」と言ってくるであろう。

この時期に,福田康夫元官房長官は,「中国との和解を取り戻すために,靖国神社の参拝を取り止めたい。日本は中国なくしては経済的に成り立たない」と講演し,次期首相への立候補を表明した。対米関係は,日中関係の次に置こうという考えを表明している。福田首相が実現すると,我が国の針路は180度変わる可能性がある。いずれは台湾は中国領土として認めるということになりかねない。

この意味で,福田首相の実現には反対である。むしろ,日本は,米国にたいし,台湾の中国合併は,日本,韓国,東南アジアのみならず,オーストラリア,インド,特に米国にとって著しい損失になることを認めさせるべきであり,台湾独立を支援する方向に明確に方針を変更させるべきである。
次期首相に適当な人が見つからねば,小泉首相の続投を考えてみたらどうか。


皆さんはどう思われますか?

06/03/06    東郷 幹夫

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