深山飛水の思いつくまま日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 太平洋が米中・二国だけの物とは???

<<   作成日時 : 2015/05/20 12:04   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

画像

図1 太平洋は米中・二国だけの物

一昨年の6月の上旬に、米国のカリフォルニア州で米中首脳会談が行われたことを、(参考1)のNHKの時事公論が報道している。この報道によれば、その席上で、習近平・中国国家主席は、「太平洋には米中という2つの大国を収めるに足りる十分な空間が存在する」 と述べたそうである。これにたいして、オバマ大統領が、どのように応酬したかは知らない。メデイアが、オバマ大統領の反論を明記していないところを視ると、余り強い反発は無かったようにも判断される。しかし、いやしくも中国・国家主席の習近平氏の発言である。この発言は、とても冗談とは受け取れない重大な意味を持っている。と同時に、この発言は、国際常識を無視した非常識極まる、かつ無礼・不遜な発言であることは間違いない。

太平洋を取り巻く国々は、米国以外には、日本、フイリッピン、台湾、、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、その他南アメリカの諸国などである。しかし中国そのものは、太平洋に面していないことは衆目の知るところである。中国は太平洋を取り巻く国の範疇には入っていないのである。にもかかわらず、中国が、敢えて、このような主張をすることは、横柄極まる無礼な、侵略的態度である。太平洋を取り巻く国々に対して、国際常識の欠如では済まされない、国際的礼儀と秩序を無視した発言である。これは太平洋を取り巻く国々に対し、安全保障を無視し、国際秩序を乱そうとする重大な発言である。

この発言を許してはならない。はっきりと、この発言に異議を唱える必要がある。この発言を放って置くと、中国の主張を肯定したことになり、太平洋への侵略行為を許したことになりかねない。図2に示すように、特に太平洋に広大な排他的経済水域を持つ我が国・日本は、声高に、習近平氏の主張に反論せねばならない。『太平洋には中国の権益は、全く及ばない』ことを、強く主張せねばならないのである。そうしない限り、日本自身が中国の主張を認めたことになりかねないのである。これは米国にとっても同じことである。

画像

図2 日本列島周辺の排他的経済水域

ところで習近平氏が、カナダでこのような主張をした時に、オバマ大統領はどのような反応を示したのであろうか。どうやら、この発言を、明確には拒否しなかったように思える。櫻井よしこ氏は、(参考2)で、「対中戦略なきオバマ大統領の敗北」として、アメリカが、中国の国家主席に、このような発言を許し、しかも明確な反論をしなったであろうことに、不満を表明している。いやしくも国家のトップの発言は、それなりの重みを持っている。中国によるこのような侵略的重大発言が国家主席によってなされた。これを許しておくことは、中国の太平洋侵略の意図を認めたことになりかねない。事ある毎に、中国は、首脳会議などで、このような米中による太平洋二分論を持ち出し、それを、主張して、その主張が当然であるがごとくに、常態化しようと企図している。尊大で、横柄極まる、侵略的企図の丸見えの行為である。

中国の太平洋2分発言はその後も続いている。5月17日の時事通信の報道『(参考3)』によれば、
中国の習近平国家主席は、17日、訪中したケリー米国務長官と北京の人民大会堂で会談した。習主席は「広大な太平洋には中米2大国を受け入れる十分な空間がある」と強調。南シナ海問題など米中の対立点を念頭に「双方は意見の違いに対して適切に管理・対処し、両国関係の大局が妨げられないようにしなければならない」と述べ、関係強化の流れを止めないよう米国に慎重な対応を促した。
とある。依然、太平洋の米中2分論を持ち出し、今回は、それにさらに南シナ海問題で、米国の介入を阻止しようとする発言が付け加わった。もはや中国の言動は無視できない実力行使の段階に達している。南シナ海への中国の侵略行為は、軍の主導によるものかと思っていたら、実は、国家主席自身が主導するものであることが判明した。

事態は、最早、座視できない状態までに波及して来ている。日米は、中国に対し、はっきり、国際常識を無視した行為は、許せぬことを、そして敢えて彼等が強行しようとすれば、それなりの国際的報復があることを、はっきりと認識させる必要がある。

**********************************************


(参考1)時論公論 「米中首脳会談の成果」2013年06月11日 (火) 岡部 徹 解説委員 / 加藤 青延 NHK解説委員(http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/158458.html)
米カリフォルニア州で行われた米中首脳会談で『習近平(中国人)』が「太平洋には米中という2つの大国を収めるに足りる十分な空間が存在する」 ;(要約すると)『日本を潰して太平洋を米中支配しようと』発言したそうです。
(参考2)「対中戦略なきオバマ大統領の敗北」 櫻井よしこオフィシャルサイト 2014.11.27 (木) http://yoshiko-sakurai.jp/2014/11/27/5630
(参考3)米中対立点「適切対処を」=南シナ海念頭に習主席 時事通信 2015年5月17日(日)15時50分配信 (http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150517-00000040-jij-cn)
中国の習近平国家主席は17日、訪中したケリー米国務長官と北京の人民大会堂で会談した。新華社電によると、習主席は「広大な太平洋には中米2大国を受け入れる十分な空間がある」と強調。南シナ海問題など米中の対立点を念頭に「双方は意見の違いに対して適切に管理・対処し、両国関係の大局が妨げられないようにしなければならない」と述べ、関係強化の流れを止めないよう米国に慎重な対応を促した。hoo.co.jp/hl?a=20150517-00000040-jij-cn)
 【北京時事】  ケリー長官は中国がフィリピンなどと領有権を争う南シナ海・南沙(英語名スプラトリー)諸島で進める岩礁の埋め立てに改めて懸念を伝達したとみられる。一方、習主席は「現在の中米関係は全体として安定している」との見方を示した上で、「多くの対話を通じて信頼を増し、誤解を解きながら協力を深化させていきたい」と語り、米中の「新型大国関係」構築に期待を表明した。
 米国は中国側が南シナ海で緊張緩和に向けた措置を取らない場合、埋め立てた人工島周辺に米軍艦船などを派遣する可能性を示しているが、中国側は埋め立てについて「主権の範囲内」(王毅外相)と譲らない姿勢で一貫しており、双方の対応次第では米中関係が緊張する事態も予想される。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
太平洋が米中・二国だけの物とは??? 深山飛水の思いつくまま日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる