深山飛水の思いつくまま日記

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zoom RSS アウシュビッツと慰安婦を対比しようとする不可思議?

<<   作成日時 : 2015/03/10 16:03   >>

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ドイツのメルケル首相と握手する安倍晋三首相

ドイツが第二次世界大戦中にアウシュビッツの収容所で殺戮した人々の数は120万人以上に達すると言われている。そしてその大部分がユダヤ人であった。しかもそのユダヤ人の国籍は、ほとんどがポーランド系であり、フランスやオランダ国籍の人は僅かであった。イギリス系などはほとんどいなったのではないかと思われる。ドイツによるアウシュビッツでの大殺戮は、国籍よりもユダヤ人と云う人種の抹殺を目的に行われた感がある。この行為は、確かに人道を無視した筆舌に尽くし難い信じられないような大虐殺であった。このような戦争中の人道無視の行為に対し、ドイツは、周辺諸国や、特にポーランドに対し、徹底的に、物心両面から謝罪して来たし、今もそれを続けていると言われている。 その詳細は、余り明らかにされていないが、これは、ドイツが敢えてその謝罪の量や手厚さを宣伝しようとしないことも原因しているのかもしれない。このようなドイツの謝罪の具体的な内容は、『エグゼクティブ・パートナー講演・・・ドイツは過去とどう向き合ってきたか・・・熊谷 徹、2007年7月9日http://www.tkumagai.de/Kooen%20Executiv.htm)』等で、その一端を知ることが出来よう。

ところで、韓国は、ドイツのこのような態度を引き合いにして、しばしば慰安婦問題で、日本が謝罪に関して不誠意であると非難する。始めからありもしなかった慰安婦問題を、あろう事か、アウシュビッツの大虐殺と対比して、朴クネ大統領までがドイツへ出向いて、「日本の慰安婦謝罪が不誠意である」と愚痴って見せる。得意の告げ口外交を試みている。第一、比較の対象が間違っていることと、慰安婦問題の薄弱性に問題がある。メルケル首相は、うっかり朴の偽りの手に乗せられてしまった。そして日本に対して女同士の共闘がしたくなったように思える。120万殺戮のアウシュビッツと、ありもしなかった慰安婦問題を同列に考えてしまうこと自体が根本から間違っているのである。

メルケル首相は、昨日と今日の2日間、日本に滞在した。朝日新聞は、ある意味でメルケル首相の訪日を心待ちにしていたのではないか。確かに彼女は、安倍首相に慰安婦問題を、「過去の総括が和解の前提となる」と述べて牽制した。詳しくは、(参考1)や(参考2)を参照されたい。さらには、(参考3)によれば、彼女は民主党の岡田代表にたいして、
戦後のドイツの周辺国との和解に触れた上で、「日本と韓国は価値観を共有している。従軍慰安婦の問題をきちんと解決した方がいい」と述べた
そうである。韓国の朴大統領は、日本を悪者にするための告げ口外交を繰り返しているのに、韓国と日本は価値観を共有するとは、奇妙な言い方である。逆に、メルケル首相の方が、ドイツを代表して、同性の韓国大統領と価値観を共有してしまったのではないか。


確かにメルケル首相は、慰安婦問題に対する歴史認識を過大に見過ぎている。岸田文雄外相は、早速、今日10日の午前に、
「安倍内閣とは、歴史認識に関して歴代内閣の立場を引き継いでいくことを表明している。日本とドイツでは、先の大戦中に何が起こったか、どういう状況下で戦後処理に取り組んだか、どの国が隣国なのかという経緯が異なり、単純に比較することは適当ではない」
と語ったそうである。至極、妥当な言葉であると考える。

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(参考1)日独首脳会談 紛争解決へ「法の支配」強めよ (2015年03月10日 01時19分) 読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20150309-OYT1T50160.html
 国際秩序とルールを重んじ、平和と繁栄を追求する。そのために、日独両国が連携し、役割を果たす意義は大きい。
 ドイツのメルケル首相が来日し、安倍首相と会談した。安倍首相は「基本的価値を共有する重要なパートナーとして、緊密に協力したい」と強調した。メルケル首相は「日独両国は価値を共有する関係だ」と語った。
 両首脳は、ウクライナ情勢の平和的な解決へ、日独外務省が定期協議を行う方針を確認した。親ロシア派武装集団に影響力を持つロシアに対し、建設的役割を果たすよう求めることでも一致した。
 日独など先進7か国(G7)は、クリミア半島編入などのロシアの「力による現状変更」を認めず、経済制裁を強化してきた。米英などがロシアにより強硬なのに対して、日独は、ロシアとの対話を継続し、譲歩を促す立場である。
 ロシアの方針転換の実現には、G7が硬軟両様でロシアに働きかけることが欠かせない。
 G7首脳会議は6月にドイツで、来年は日本で開かれる。現在と次期の議長国が緊密に連携し、G7全体の戦略を調整し、より効果的なものにする必要がある。
 会談では、過激派組織「イスラム国」などのテロ対策で日独協力を強化することも合意した。戦闘員や資金の流入を阻止する国際包囲網の構築が急務だ。日独は、その取り組みを主導すべきだ。
 安倍首相は会談で、中国の東・南シナ海での海洋進出を念頭に、東アジア情勢を説明した
 メルケル首相の来日は7年ぶりだ。この間、中国には5回訪れた。アジアにおける最大の貿易相手である中国との経済協力の拡充を重視しているのは明らかだ。
 巨大な中国市場は、各国にとって大きな魅力だ。一方で、中国は貿易、投資、知的財産権などに関して、独善的な主張が目立ち、様々なトラブルを起こしている。
 海洋安全保障を含め、中国に国際ルールを順守させることは各国共通の課題だ。日本は、ドイツなど関係国との議論を深めたい。
 メルケル首相は会談後の記者会見で、ドイツ自身の戦後70年の歴史認識に関して「過去の総括が和解の前提となる」と述べた。日中・日韓関係への言及は避けた。
 今年は、各国の歴史認識が注目される外交の機会が多い。日本は、同じ敗戦国のドイツと同様、先の大戦の反省を踏まえ、平和国家の道を歩み、世界の安定に貢献してきた。この事実を国際社会にきちんと発信することが肝要だ。2015年03月10日 01時19分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

(参考2)日独、ウクライナ安定へ協力=メルケル首相、アジア和解に期待−首脳会談 (2015/03/09-21:09)http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2015030900749
ドイツのメルケル首相(左)との共同記者会見を終え、握手する安倍晋三首相=9日午後、首相官邸
 安倍晋三首相は9日午後、首相官邸でドイツのメルケル首相と会談した。親ロシア派との停戦合意が発効したウクライナ情勢をめぐり両首脳は、連携して安定化を目指す方針で一致。また、同じ敗戦国の日独が戦後70年間、経済発展を通じて国際社会に貢献してきたことを踏まえ、今後も2国間関係を強化していくことを確認した。メルケル首相は、中国などとの緊張緩和に向けた日本側の努力に期待感を示した。
日独首脳共同会見要旨
 安倍首相は会談後の共同記者会見で、「ウクライナの平和と安定に積極的な役割を果たすことで一致した」と表明。会談では、安倍首相がドイツの取り組みについて「問題の平和的解決に向けて尽力していることを高く評価する」と伝えた。両首脳はウクライナ情勢をめぐる連携を一層強化するため、外交当局が緊密に情報交換していくことでも一致した。
 会談では東アジア情勢も議題となり、安倍首相は中国が海洋進出の動きを強めていることや、北朝鮮による日本人拉致問題の現状を説明した。これに関し、安倍首相は会見で「アジア地域を含む国際社会が直面する安全保障環境について、議論を深めることができた」と説明した。 
 歴史認識をめぐる日本と中韓両国との対立に関し、メルケル首相は直接の言及は避けながらも、戦後ドイツの経験を踏まえ「過去の総括が和解の前提となる」と指摘した。
 両首脳は日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)について、2015年中の大筋合意を目指すことで一致。今年が国連創設70年に当たることから、日独の安全保障理事会常任理事国入りを念頭に、国連改革を前進させることも確認した。メルケル首相は、ドイツが議長国を務める6月開催の先進7カ国(G7)サミットでの協力を要請した。
 メルケル首相の来日は、08年の北海道・洞爺湖サミット以来、約7年ぶり。10日午後に帰国する。(2015/03/09-21:09)

(参考3)<独首相「慰安婦問題解決を」=民主代表との会談で(2015/03/10-11:49) 時事通信http://www.jiji.com/jc/zc?k=201503/2015031000393&g=pol )岡田氏によると、歴史認識の問題に関しメルケル氏は、戦後のドイツの周辺国との和解に触れた上で、「日本と韓国は価値観を共有している。従軍慰安婦の問題をきちんと解決した方がいい」と述べたという。
 民主党の岡田克也代表は10日午前、東京都内のホテルでドイツのメルケル首相と会談した。この後、記者団の取材に応じた 岡田氏は、日韓間の過去の取り組みを紹介するとともに、「痛みを与えた方は早く忘れたいが、痛みを受けた方は容易に忘れられない。そういうことを踏まえて、和解の問題は対応しなければならない」と応じた。 (2015/03/10-11:49 )
(参考4)戦後処理、日独単純比較は不適当−岸田外相 (2015/03/10-09:35) 時事通信 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201503/2015031000184&g=pol 岸田文雄外相は10日午前の記者会見で、日独首脳会談の際にメルケル首相がドイツによる戦後の周辺国との和解に言及したことに関連し、「安倍内閣としては、歴史認識に関する歴代内閣の立場全体を引き継いでいくということを表明している」と重ねて述べた。同時に、「日本とドイツでは、先の大戦中に何が起こったか、どういう状況下で戦後処理に取り組んだか、どの国が隣国なのかという経緯が異なり、単純に比較することは適当ではない」と語った。 (2015/03/10-09:35)







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