深山飛水の思いつくまま日記

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help RSS 生方副幹事長を解任して小沢独裁体制を守る民主党

<<   作成日時 : 2010/03/20 23:59   >>

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3月17日の産経新聞の記事『(参考1a)、(参考1b)』に、生方幸夫・民主党副幹事長が、民主党の内部の問題で語った内容が報道されている。
その内容は、生方氏の発言を、忠実に再現している。ここでは、生方氏の発言を項目別に分けて説明し、筆者の見解を述べる。

@政策立案部門の設置の必要性
民主党に政策責任者がいなく、政権公約の説明が不十分である。政策立案部門を置く置く必要がある。
●筆者見解:小沢専制体制を阻害するものとして敬遠されているのではないか。なお生方氏の主張する選挙公約の十分な説明の必要性については、民主党の政策を支持しない筆者としては、民主党の政権公約説明などは必要ではない。民主党の立場としては、これが必要なのであろう。

A議員立法の制限
このため政治主導への可能性が程遠くなった。
●筆者見解:民主党の議員の個人個人が、勝手に騒がれては、小沢独裁体制が維持しにくいのであろう。小沢氏は、前から政治家主導による議会制民主主義の確立を謳っていたが、政権を獲ってしまってからは、自分の権力の維持の方が大切になった。

B小沢氏による党の独裁
民主党運営が、小沢独裁の中央集権的状態になっており、権限と財源が小沢一郎・幹事長に握られている。鳩山首相は、党の代表として小沢幹事長に対し、党代表として、党運営を地方分散型にするよう注意すべきである。
●筆者見解:鳩山首相は、小沢幹事長に対してそのようなことは言わないだろう。党の運営は、むしろ小沢幹事長に任せたつもりでいるからである。そして小沢氏はお気に入りの側近による専制政治を行う可能性がある。小沢氏は、側近を作ることが好きである。その側近は、山岡賢次国対委員長(66)、樋高剛副幹事長(44)、輿石東参議院議員会長(73)、細野豪志副幹事長(38)らであると想像される。

C政治と金の問題
(a)国民による小沢氏の進退要求への対応
小沢氏は不起訴にはなったが、国民への「潔白説明」が必要である。説明できないのであれば、進退を考えるべきである。小沢氏には権力者の奢りが見える。
●筆者見解:全く同感である。民主党議員で、しかも副幹事長として、よくもここまで言ったものと思い、勇気ある発言に賛辞を贈りたい。

(b)教職員組合の献金対策
民主党の小林千代美衆院議員(41)(北海道5区)が、北海道教職員組合(北教組)から計1600万円を提供されたり、輿石東・参院議員会長が日教組から選挙資金を提供された問題については、言い訳するだけでは駄目である。
●筆者見解:北教組の責任者が起訴されている。小林議員は議員辞職をせねばなるまい。輿石氏に関しては少なくとも民主党代表代行と参議院議員会長の席は返上すべきだと考える。何等かのけじめをつけなければ、民主党としての面目が立たない。ますます国民の信を失うばかりである。

D公明党との関係
国会運営の円滑化のために公明党と連携するのは問題である。
●筆者見解:同感である。自民党の旗色が悪くなると、忽ち民主党に鞍替えしようとする。このような信念のない政党とは付き合わない方がよい。しかも創価学会を背景とする宗教政党である。さらに韓国や北朝鮮との繋がりの強い政党である。

上記の@〜Cは全て小沢氏と色濃く関係する問題である。特にこの中で、C(a)は、小沢氏の進退を要求するものである。この辺が、党の執行部の忌諱に触れたのであろう。(参考2)や(参考3)の記事によれば、民主党の高嶋良充筆頭副幹事長は18日午後、生方氏を党本部に呼び、「執行部を批判した」ことを理由に、副幹事長職の辞表提出を求めたそうである。生方氏は、勿論、「辞表を出す理由は何もない」と拒否したそうである。筆頭副幹事長ともなれば、余程、小沢幹事長が怖いのであろう。明らかに小沢氏を見据えての高島副幹事長の行為である。正しい事を言ったのにそれが咎められる。今の民主党には自浄作用がない。民主党は小沢一郎のための民主党ではない。これが履き違えられている。

さらに(参考4c)の記事によれば、
鳩山由紀夫首相は18日夜、首相官邸で記者団に「党の中では一切話さず、メディアに向かって話すのは潔い話ではない」と生方氏の解任に理解を示した。参院幹部は「役職どころか議員も辞めればいい。人間失格だ」と生方氏を手厳しくこき下ろした。
そうである。鳩山首鳩山由紀夫首相は18日夜、首相官邸で記者団に「党の中では一切話さず、メディアに向かって話すのは潔い話ではない」と生方氏の解任に理解を示した。参院幹部は「役職どころか議員も辞めればいい。人間失格だ」と生方氏を手厳しくこき下ろした。相は立場上このような発言にならざるを得ないのであろうか。それにしても党内を纏め切れない党の代表では、代表失格である。鳩山首相は小沢一郎が何故か怖い。それに政治資金問題では、小沢一郎と同じく脛に傷を持つ身である。小沢一郎の道ずれにされるのが怖いのかもしれない。それにしても、参院幹部の鳩山由紀夫首相は18日夜、首相官邸で記者団に「党の中では一切話さず、メディアに向かって話すのは潔い話ではない」と生方氏の解任に理解を示した。参院幹部は「役職どころか議員も辞めればいい。人間失格だ」と生方氏を手厳しくこき下ろしたとあるが、これは輿石氏が非難されたことを受けてのものであろう。しかし『議員も辞めろ』とか『人間失格』は言い過ぎである。この言葉は、そっくり小沢一郎氏や輿石東氏に向けられる言葉であると考える。


**********************(終わり)********************

○3月17日の参考資料
(参考1a)【単刀直言】生方幸夫民主副幹事長「党の“中央集権”、首相は小沢氏を呼び注意を」 (1/2ページ)
2010.3.17 00:40
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100317/stt1003170045000-n1.htm
 「与党に政策部門がないのは絶対におかしい。民主党に元気がなくなったのは、自由に議論する場がなくなったからです。政策調査会と、その下の部会を再び作って、みんなが自由な意見をいえるように戻さないといけません。
 衆院選マニフェスト(政権公約)の実行が思うようにできていません。それに対する十分な説明を民主党がしきれていないのは、党に政策責任者がいないからです。説明を一つ一つしていれば、民主党への信頼が今のように落ちることはなかった。
 鳩山さん(由紀夫首相)は約10年前に「1人1政策作ろう」と、仲間たちに呼びかけたはずです。政権交代で、それを実現しようと思ったら、議員立法も制限されてしまった。政治主導にはほど遠い。
 われわれは自民党政権がやってきた中央集権はダメだと言ってきた。地方分権にしようといってきたのに、民主党の運営はまさに中央集権です。今の民主党は権限と財源をどなたか一人が握っている。下に権限と財源が与えられていない状況はおかしいでしょ。党の代表である鳩山さんは、小沢さん(一郎幹事長)を呼んで党が中央集権になっていることをきちんと注意してほしい。
 1年生議員は民主党に入ったときから、強度の管理体制下に置かれているから、しゃべっていいものかどうかすら分からないんじゃないでしょうか。

(参考1b)【単刀直言】生方幸夫民主副幹事長「党の“中央集権”、首相は小沢氏を呼び注意を」 (2/2ページ)
2010.3.17 00:40
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100317/stt1003170045000-n2.htm
民主党への信頼が低下している要因には「政治とカネ」の問題もあります。小沢さんに関して、今までの説明に納得していない人が圧倒的に多数で、幹事長をお辞めになるべきだという意見が多い。小沢さんがしかるべき場所できちんと説明するのが第一。それで国民の納得が得られなければ自ら進退を考えるしかないです。
 国民は小沢さんが不起訴になったから全部シロだとは思っていないんですよ。おそらく説明できないんでしょうね。小沢さんは前よりだいぶ権威づけられてきたというか、権力者になってきましたね。
 北海道教職員組合の問題は、これも一番上は(出身母体が日本教職員組合の)輿石さん(東・参院議員会長)ですからね…。(民主党議員は)組合からあまりお金をもらっちゃいけない。組織内候補といわれる方の献金額は常識的な額ではない。参院選への影響は、政治ですから何があるか分かりませんけど、要するに言い訳から入る選挙は勝てませんよ。
 公明党とどうするかは党の方針の問題です。議員の意見を聞かないといけません。国会運営をうまくするためにとか、味方が一人でも多けりゃいいと思って連携するなら大間違い。誰かの思いつきでやっていいことではない。選挙で公明党がイヤだから応援してくれた人だっていっぱいいたわけですから」(坂井広志)

○3月18日の参考資料
(参考2)生方副幹事長、辞任拒否 「小沢氏は元秘書ら3人逮捕されているのに…」
2010.3.18 15:08
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100318/crm1003181509021-n1.htm
 産経新聞が17日付朝刊で報じた民主党の生方幸夫副幹事長のインタビューをめぐり、同党の高嶋良充筆頭副幹事長は18日午後、生方氏を党本部に呼び、「執行部を批判した」として、副幹事長職の辞表提出を求めた。生方氏は「辞表を出す理由は何もない」と拒否した。
 高嶋氏は席上、生方氏がインタビューで、「今の民主党は権限と財源がどなたか一人が握っている」と発言したことなどを指摘。これに対し生方氏は「元秘書ら3人が逮捕された小沢一郎幹事長の責任が問われないで、私を処分をするのはおかしい」と反論した。

(参考3)民主、執行部批判の生方副幹事長を解任(2010年3月18日21時20分 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100116-014762/news/20100318-OYT1T00994.htm?from=yoltop
 民主党は18日、執行部を批判した生方(うぶかた)幸夫副幹事長を解任する方針を決めた。
 23日にも常任幹事会を開き、正式に決定する。生方氏は解任に反発するとともに、小沢幹事長に政治資金問題で幹事長を辞任するよう求める考えだ。民主党が執行部批判を理由に役職解任に踏み切ったことは、党内対立を激化させるきっかけとなる可能性がある。
 生方氏の解任は、高嶋良充筆頭副幹事長が小沢氏と電話で会談して決めた。後任には辻恵衆院議員を充てる。高嶋氏は党本部で生方氏に会い「外部に向かって批判するのは副幹事長の職責から言って問題がある」と自発的に副幹事長を辞任するよう求めた。生方氏は「秘書らが3人逮捕されている幹事長の責任はどうなるのか。言論の自由はないのか」と辞任を拒んだ。
 生方氏は17日付の産経新聞のインタビューで「今の民主党は権限と財源をどなたか一人が握っている」などと党運営を批判した。 (2010年3月18日21時20分 読売新聞)

(参考4a)民主、生方副幹事長を解任 辞任拒否で“粛清” 「動き出てくる」? (2010.3.18 20:42)産経 http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100318/stt1003182042008-n1.htm
 民主党は18日の緊急副幹事長会議で、17日付産経新聞のインタビューで小沢一郎幹事長ら執行部批判をしたことを理由に、生方幸夫副幹事長の副幹事長職解任を決めた。後任は辻恵衆院議員を充てる。これに先立って高嶋良充筆頭副幹事長が生方氏を党本部に呼び、辞表提出を求めたものの生方氏が拒否したためだ。小沢氏に批判的な議員への事実上の“粛清”ともいえ、これによりくすぶり続けてきた「小沢おろし」の動きが一気に加速する可能性も出てきた。
 「元秘書らが3人逮捕されている小沢氏の責任を何も問わず、外部に向かって批判したから辞めろというのはおかしくないですか」
 18日午後。党本部の一室で生方氏が声を荒らげた。インタビュー記事のコピーを手にした高嶋氏が「これは執行部批判だ。副幹事長の職を辞していただきたい」と迫ったからだ。
 高嶋氏は、生方氏がインタビューの中で「今の民主党は権限と財源をどなたか一人が握っている」と小沢氏を批判した点を特に問題視。「正副幹事長会議で発言しなかった。それでいて外でいうのはケジメが付かない」と述べた。

(参考4b)民主、生方副幹事長を解任 辞任拒否で“粛清” 「動き出てくる」? (2/3ページ) (2010.3.18 20:42) 産経 (http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100318/stt1003182042008-n2.htm
 生方氏も一歩も引かず「意見を言える雰囲気ではなく、議論の時間を取らなかった」と反論。「幹事長室に権限を一極集中すべきではない」と改めて小沢氏らの党運営を批判するなど、両者の言い争いは次第にボルテージがあがった。
 生方氏が党内の政策論議を深めるためとして「政策調査会の設置を目指す会」に、小沢氏に距離を置く中堅・若手を集めているのも執行部のカンにさわっていたようだ。
 生方氏は「倫理委員会で堂々と意見を述べる。そこに呼んでほしい」と主張したが、高嶋氏は「辞表を出してほしいといっている」と拒否した。同日夕には副幹事長会議を緊急招集し、生方氏の解任を決定した。小沢氏は高嶋氏からの報告を受け、「残念だな。円満に解決できなかったのか」と語ったという。

(参考4c)民主、生方副幹事長を解任 辞任拒否で“粛清” 「動き出てくる」? (3/3ページ) (2010.3.18 20:42) 産経http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100318/stt1003182042008-n3.htm
 鳩山由紀夫首相は18日夜、首相官邸で記者団に「党の中では一切話さず、メディアに向かって話すのは潔い話ではない」と生方氏の解任に理解を示した。参院幹部は「役職どころか議員も辞めればいい。人間失格だ」と生方氏を手厳しくこき下ろした。
 高嶋氏ら執行部が小沢氏に対する批判を公然と締め付け始めたことで、党内対立の激化は避けられない情勢だ。小沢氏に距離を置く民主党七奉行の一人、野田佳彦財務副大臣は同日の記者会見で「耳に痛い話をした人が辞表を迫られるのは極めてよろしくない」と指摘。渡部恒三元衆院副議長も「(解任は)とんでもないこと。民主党は民主主義を語る資格がなくなる」と嘆いてみせた。
 小沢氏に批判的な中堅はほくそえんだ。
 「執行部は何で火に(解任という)ガソリンを注ぐようなことをするんだ? いろんな動きが出てくるぞ」

○3月19日の参考資料
(参考5a)民主内紛 生方、高嶋両氏それぞれの言い分 (1/2ページ) (2010.3.19 00:45) 産経http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100319/stt1003190047000-n1.htm
民主党の生方幸夫副幹事長が産経新聞のインタビューで小沢一郎幹事長を批判したことを理由に、副幹事長職を解任された。生方氏と、辞任を迫った高嶋良充筆頭副幹事長は18日、記者団に対し、自らの正当性をそれぞれ訴えた。
 主な主張は以下の通り。
 【生方幸夫副幹事長】
 党幹部は「外部に向けて執行部批判をするのはけしからん」「責任をとって辞表を出してほしい」ということだが、辞める理由はなく、辞表は出さない。党の倫理委員会に出て堂々と話をする。
 「批判があるならなぜ正副幹事長会議で発言しないんだ」とも言われた。しかし、会議は15分しかなく、議論をしたこともない。(産経新聞のインタビューで問題とされたのは)小沢一郎幹事長に対して、「民主党は中央集権で権限と財源を1人が握っている」と批判した部分だ。高嶋良充筆頭副幹事長からは「事実ではないのに外部に向かって言うのはおかしい」と指摘された。
 党議拘束に反して何かしたとしてもせいぜい厳重注意だ。役職を解くのはかなり重いので、「元秘書らが3人逮捕されている小沢氏の責任を何も問わず、外部に向かって批判したから辞めろというのはおかしくないですか」と反論した。自己責任で話をするのは政治家として当たり前で、発言一つ一つをとらえて、いい悪いを言い出したら言論の自由がなくなる。普通に話したことが執行部批判だから辞めろというのでは、筋が通らない。

(参考5b)民主内紛 生方、高嶋両氏それぞれの言い分 (2/2ページ) (2010.3.19 00:45)産経http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100319/stt1003190047000-n2.htm
 【高嶋良充筆頭副幹事長】
 生方幸夫氏に副幹事長の職務と責任を果たしていないとして、(副幹事長の)辞表提出を求めた。副幹事長は、党執行部の一員で意見があれば党の会議で主張し、党がよくなる方向で頑張るのが職責だ。党への批判を含めて一切会議では発言せず、党外に大々的に言うなんて職責をまっとうしていない。
 政策調査会復活の件でも会議では発言せず、改革案を役員会で決めているときにだけ反論したので、私が「それはあまりにも卑怯(ひきょう)じゃないか。なぜもっと早く言ってくれなかったのか」と迫ったこともあった。
 (17日付産経新聞に)インタビューが掲載され、党や支持団体への批判が外部に向かって出たことは大きな問題だ。(党内に言論の自由がないという批判に対しては)まったくそう思わない。小沢一郎幹事長の問題でも副幹事長なのだからいつでも話ができたはずだ。
 党内から「(生方氏の)やり方が卑怯ではないか」という意見が多数寄せられた。放置すれば党内の意欲や党の求心力もそがれると思い、私の判断で老婆心ながら辞表提出が一番いいと伝えた。

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東郷 幹夫の思いつくまま日記
2010/03/29 11:06

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