|
盧武鉉(ノ・ムヒョン)韓国前大統領 韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領(62)が23日朝、自宅裏山の崖から飛び降り自殺をした。(参考1)によれば、前大統領の在任中に、夫人や親族が、有力後援者から計600万ドル(約5億7000万円)の金品が受け取ったことが発覚した。前大統領は、検察当局から、『彼がが在任中に、この事実を知っていたかどうか』を中心に深夜まで聴取を受け、『辞任後、(家族による)金品受け取りの事実を知った』と主張し、容疑を強く否定したそうである。 そして、もしそれが事実なら、ノ・ムヒョン氏は徹底してこれを主張し続けるべきであったし、何も死を選ぶ必要はなかった。彼は何故死を選んだか? 彼は、 @上記の主張を続けても、検察は、『在職中承知していた』との疑いを変えないことを恐れたか、 A実は、『彼は在職中承知していた』という事実があり、検察はいずれそれを知ることを恐れたか、 B『在職中、承知していようといまいと、罪は免れない』ことを恐れたか、 のいずれかにより、万事窮すという絶望的な状態に追い込まれた。 彼は遺書の中に、前前から考えていた行動だと、書いていたそうであるが、最後まで自分を美しく見せたかったように思える。彼が罪を背負って死んで見せたからと言って、収賄を行った側の罪は軽減されるわけではない。自分の名誉を重んじたのかどうかは知らないが、死んだからと言って、彼の名誉が回復されるわけではない。筆者は、無駄死にだと言いたい。 韓国の歴代大統領はほとんどが、退任後、在職中の収賄事件で厳しい刑に服し、そして減刑され、出獄している。チョンドワファン、ノテウ、キムヨンサム、キムデジュンの各大統領は、すべて、この例に漏れない。今回もノムヒョン氏が同じような罪状で検察から聴取された。韓国の大統領には歴史的に慣例になっている収賄事件の追求である。それほど驚くことではない。そしてノムヒョン氏のみが自殺という行為に出た。 筆者は、ノムヒョンという人が、異常にプライドが高く、異常に虚栄心の強い人であったように思う。何もしなくてもよい顔の整形手術までやって、自分を飾ろうとした。そして最後は、自殺という行為で、自分の犯した罪を美化して見せた。誠に愚かしい行為である。 彼は、在任中、日本には好意的でなかった。二言目には歴史問題を持ち出し、靖国問題や慰安婦問題を持ち出して見せた。そして高姿勢であった。二重瞼にしては見せたが、その彼は、日本に対して微笑することをしなかった。北朝鮮と異常接近を計り、拉致問題には極めて消極的であった。そして余り有能な政治家とは思えなかった。彼は、苦学して司法試験に通ったという努力家であったが、その反面、自分の人間形成という面では、思わぬ欠陥があったのではないかと思われる。 ***************(終わり)******************** (参考1)韓国:資金疑惑の捜査頓挫、政局緊迫へ…盧前大統領死亡 【ソウル大澤文護】韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領(62)が23日、死亡したことで、前大統領とその家族らをめぐる不正資金疑惑の捜査は頓挫することになった。前大統領を支持してきた韓国内の進歩勢力が、政府に対する抗議や批判を激化させることは確実で、韓国政局は一気に緊張状態に入るとみられる。 韓国検察当局は4月30日、前大統領をソウルの最高検察庁まで呼び出し、収賄容疑で事情聴取した。 検察は、前大統領の在任中、有力後援者から、夫人や親族に計600万ドル(約5億7000万円)などの金品が渡った事実を把握し、前大統領が在任中に、この事実を知っていたかどうかを中心に深夜まで聴取を続けた。しかし前大統領は「辞任後、(家族による)金品受け取りの事実を知った」と主張し、容疑を強く否定。これに対し、前大統領を支持する勢力は、事情聴取当日も最高検前でデモや抗議活動を継続。今月に入ると、ソウル市内でたびたび集会やデモの開催を企図し、警察と激しくぶつかる事態が発生。さらに、労働組合による大規模集会が韓国中部・大田市などでも起きたことから、韓国政府は、デモの事前届け出制の強化や、催涙弾の使用許可を検討するなど、対立姿勢を強めていた。 こうした状況の中で、前大統領が死亡したことで、野党側は政府や捜査当局による「圧力」が死亡原因となった可能性を激しく追及するのは間違いない。これに対し李明博(イ・ミョンバク)政権は、国民への冷静な対応を呼びかけると同時に、野党の反政府行動に対する警戒心を高めるとみられる。 ◇盧武鉉氏の経歴 46年8月6日、韓国慶尚南道金海市生まれ。釜山商高卒業後、独学で司法試験に合格し「人権派弁護士」として民主化闘争事件の弁護活動に従事した。 88年に国会議員に初当選。海洋水産相などを歴任した後、02年12月の大統領選で当選し第16代大統領に就任。08年まで務めた。 80年代の学生運動出身で「反米・反日・親北朝鮮」の傾向が強いスタッフを政府機関に多数配置。金権選挙の改善、外交文書公開などの成果の一方、格差拡大、不動産価格の上昇を招いた。退任後は故郷で自然農法の研究に取り組み、政治の表舞台から姿を消していた。【ソウル大澤文護】 |
| << 前記事(2009/05/23) | ブログのトップへ | 後記事(2009/05/25) >> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
|
鳩ヶ谷 2009/09/13 12:12 |
鳩ヶ谷 様 |
東郷幹夫 2009/12/06 10:40 |
| << 前記事(2009/05/23) | ブログのトップへ | 後記事(2009/05/25) >> |