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勲一等旭日大綬章 今年の春の叙勲で外国人38人が受賞した(春の叙勲4037人受章 日商会頭ら旭日大綬章 九州・山口は486人 を参照されたい)。 これらの外国人のなかで、ガーナの前国連事務総長コフィ・アナン氏(69)は旭日大綬章、元韓日歴史研究促進共同委員会の韓国側座長・池明観氏(82)は日韓交流促進に貢献したとして旭日重光章、又、日系米人・ジミー佐古田氏(71)は、1981年の米国ロス銃撃事件捜査を指揮し、日米捜査協力の発展に寄与したとしてたが旭日小綬章に選ばれた。 筆者はこれらの叙勲にたいし違和感を感じる。何故なら、ここに挙げた3氏は果たして、受賞するだけの功績を挙げたのであろうか。もしそうでないとすれば、叙勲の評価基準にたいする信頼性を疑わせ、叙勲自身の価値を低下させ、日本の国際的信用を失墜させるからである。 先ず、コフィー・アナン氏 についてであるが、彼は、日本にたいしてどんな貢献をしたというのか。常任理事国でもないのに、日本は 2005-07年国連通常予算分担率・分担金 として米国の13.6億ドルに次ぐ10.1億ドルを拠出している。にもかかわらず。アナン氏は日本にたいして極めて冷淡であった。日本の国連理事国入りには、余り積極的でなかったし、日本の提示する国連改革案にも賛意を表さなかった。 先に筆者の記事 首を傾げるアナン事務総長発言 でも述べたように、彼は、昨年、「アメリカの日本にたいする原爆投下の決断を讃える」演説をやっている。このような人物に何故、旭日大綬章を授与せねばならないのか。 第二に韓国の池明観〔チ・ミョンクワン〕氏( EALAI設立記念講演会 池明観「東アジアの信頼醸成−日韓関係を中心に−」 を参照されたい) については、その略歴を観ると、ソウル大学で宗教哲学を卒業後、朴軍事政権下で民主化運動を展開し、身の危険を感じ、米国の神学校へ留学し、東京大学・大学院を経て、東京女子大学教授。1993年帰国。日韓共同歴史研究委員会韓国側座長、韓日文化交流の礎を築いたとある。 しかし、日韓共同歴史研究まで行なわれていながら、日韓の間には、歴史の共通認識が出来上がったとはとても言えない。それは韓国に全く反省がないからである。韓国は、竹島を韓国領土と主張し、日本海を東海という名称に改めるよう IHO に提案すると言っている。しかも慰安婦問題については米国を煽りたて与論を作り上げようとしている。とても歴史認識で、日本に同調しようとしているとは思えない。このような状態で、何故、先方の日韓共同歴史研究会の担当者を叙勲しようとするのか。日本政府の考えが全く分からない。 第三のジミー佐古田氏についてであるが、彼は1981年の米国ロス銃撃事件(参考 ロス疑惑 )捜査を指揮し、日米捜査協力の発展に寄与したそうである。この事件は未だに真相が明らかでない。この捜査でロサンゼルス警察は真犯人を逮捕したと言われるが、確実な証拠がなく、暫く服役した後、釈放になったそうである。このような曖昧な結果に終わった事件の担当者を、叙勲の対象者にするのはおかしい。 今回の外国人に対する叙勲を見ると、その評価基準がどの辺にあるかがはっきりしない。裏に、今後の世界政治を有利に展開しようとする思惑があるのかもしれないが、それにしては叙勲された人びとは、とてもそれだけの影響力がある人とは思えない。 余談ではあるが、国内については、叙勲の対象は、国家公務員、国会議員、地方公務員、地方議会議員、国立大学教授、司法関係者等ということになっているらしい。 晩秋氏 の言われる法科万能主義の偏りが見えないでもない。最近では昔は川原乞食とまで言われた人びとも叙勲されるようになった。紫綬褒章とやらは落語家でも貰うようになった。TVのタレントなどやスポーツ選手も叙勲されている。営々と我が国の産業の発展を下支えしてきた真の功績者には、何の音沙汰もない。彼等には褒章とか、表彰と言うのは全く無縁なのである。 TB先 http://ap.bblog.biglobe.ne.jp/ap/tb/9dedd425bd http://yamak.at.webry.info/200611/article_1.html http://app.blog.livedoor.jp/rikugunkimituhi/tb.cgi/50933778 http://ap.bblog.biglobe.ne.jp/ap/tb/9dedd425bd http://ap.bblog.biglobe.ne.jp/ap/tb/86d303b77d http://ap.bblog.biglobe.ne.jp/ap/tb/d55e843355 http://ap.bblog.biglobe.ne.jp/ap/tb/a76d7e7a86 http://ap.bblog.biglobe.ne.jp/ap/tb/a76d7e7a86 勲章の内幕―いま明らかにされた叙勲基準
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人間の評価に付いて(6)秋の叙勲
本日2006/11/03、秋の叙勲(4028人)が発表された。 今回の最上位の桐花大綬章の受賞者は、元経団連会長平岩外四氏(92)であって、授賞理由は、「産業経済の発展等に貢献」、となっている。 ...続きを見る |
佐久間象川 2007/05/11 21:50 |
人間の評価に就いて(4)春の叙勲
この「人間の評価」シリーズを書き始めた途中で、他用を生じて中断しているが、この問題の関係で、不完全な記述であっても一応メモを残して置かねばならぬことが生じた。 後に記述に手入れするとしても、日時の関係でメモだけを、差し当って残すことにする。 ...続きを見る |
佐久間象川 2007/05/12 02:00 |
【日記】アメリカに生存権がお勧めできると思った
昨日は、「改革」にダマされるな!関岡英之 /和田秀樹 (PHP研究所)と、アメリカの日本改造計画 関岡英之+イースト・プレス特別取材班編(イースト・プレス)の2冊を読んでいて暗澹たる思いになってしまいました。 一方、「日本国憲法誕生」と寺山修司特集も関心を引きました。後者は、自分が世代でないので、賛否以前に実感がありませんでしたので、意味がありました。 ...続きを見る |
散策 2007/05/12 07:58 |
「人間の評価」に就いて(3)名を惜しんだ人
叙勲制度は人民の平等に反すると言って法案に反対して、国会で法案の成立を潰した社会党の代議士達の殆どが、その後、生存者叙勲を受けた、 と、前回の記事に書いたところ、若い人に「そんな話は知らぬ」と質問を受けたので、此処に補足を付け加えておく。 ...続きを見る |
佐久間象川 2007/05/14 07:16 |
「人間の評価」に就いて(2)極端な事例
★毎年、春秋の叙勲の名簿を見る時、虚しい気持ちになるのは、私だけだろうか。 社会で働き、生きてきたということは、現実社会の裏も表も見てきた、ということである。 その種の記憶を多く脳裏に蔵っている老人としては、アイツは勲何等か,アイツは今年も貰えなかったなどと思って、毎年この時期の新聞を見てきたが、矢張り不具合を指摘する声も有ってか、「勲何等」は無くなった。 だが褒章制度になっても、実体は何も変わらない。 役所の都合で尤もらしい格付けをするだけの事である。 両極端とも言うべき二つの事例... ...続きを見る |
佐久間象川 2007/05/14 07:18 |
「美しい国」への提案(4):叙勲の話[a]
「美しい国」を作るための提案(4) 叙勲の話[a] ...続きを見る |
変人キャズ 2007/05/25 22:26 |
新垣結衣★ガッキーの入浴シーン盗撮動画が流出!!!
グラビアやCMでも大人気のガッキーこと新垣結衣ちゃん 3日公開の主演映画「恋空... ...続きを見る |
新垣結衣★ガッキーの入浴シーン盗撮動画が... 2007/11/19 18:24 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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誠に興味深い記事でございました。私も前々から、叙勲対象者選定の基準は何なのか!決定者は内閣なのか。官僚なのか。とても疑問に思っておりました。取り上げられた外国人3氏については読むほどに、官邸の思惑がありありの図が読み取られますね。 |
ラベンダー 2007/05/12 06:57 |
ラベンダー様 |
東郷 幹夫 2007/05/12 09:36 |
杉原千畝氏に叙勲が行なわれなかったことを東郷さんは問題にしておられるが、実態はもっと酷い。 |
二人のピアニスト URL 2007/05/12 10:09 |
東郷様。TB有難うございました。 |
Rover 2007/05/12 11:18 |
Rover様 |
東郷 幹夫 2007/05/14 05:43 |
些か、しつこくて、くどくて、恐縮だが、更に2件の記事を、只今TBさせて戴きました。 |
佐久間象川 2007/05/14 07:37 |
ラベンダー様 5月12日付けの貴女様からのコメントにたいするお返事で、「杉原千畝氏は叙勲の面では、何の栄誉も与えられなかった」と書きましたが、 6000人のユダヤ人の命を救ったと言われるビザ発給の4年後(昭和19年<1944年>)に、勲五等瑞宝章に叙せられているそうです(参考: http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%F9%B8%B6%C0%E9%C0%A6)。ここに訂正させて頂きます。しかし当時の勲五等と言うのは甚だしく低いと思いますね。同氏の業績を讃えたものとはとても思えません。 |
東郷 幹夫 2007/05/23 09:39 |
佐久間象川様 4件のTBと1件のコメントを頂きながら、お返事を延引致しまして申し訳ありません。杉原千畝氏は亡くなってから21年経って、又ビザ発給後、63年にして、リトアニアの同氏の記念碑への天皇、皇后両陛下の訪門という栄誉を受けることになります。仮に勲5等であったとしても、日本における賞勲制度の頂点にある天皇の訪問を受ける訳ですから、それ以上の栄誉ということになると思います。 |
東郷 幹夫 2007/05/23 12:38 |
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